ウィーン室内管弦楽団
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ユダヤ民族の持つ深い信仰と波乱に満ちた歴史は、彼ら独特の文化を生み出すことになりましたが、それは(クラシック)音楽の分野についても、例外ではありません。当盤に登場する例も含め、多くの優れた作曲家、演奏家がユダヤ系の出自を持ち、アメリカが彼らの一大拠点となっていることは、よく知られています。当盤はそんなアメリカン・ジューイッシュ音楽の数々をお届けする、ミルケン・アーカイヴ・シリーズのハイライトとなっております。当盤にも多くの作曲家が登場するため、その内容もなかなか要約しにくいのですが(純クラシック系から民謡系、ジャズ系まで登場!)、熱い情念に満ちた音楽が多いといってよいでしょう。その熱さは、ユダヤ教の信仰や知識がなくても、感得していただけるものです。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559406 |
最近は指揮者としても活動が目覚しい、オーストリア出身のピアニスト、シュテファン・ヴラダーによる「ベートーヴェン:協奏曲集」。こちらは彼がピアノと指揮を担当するだけでなく、ピアノ以外の協奏曲は純粋な指揮者として、現在、首席を務める《ウィーン室内管弦楽団》を統率。自身が心底納得できるベートーヴェン(1770-1827)を作り上げています。ヴァイオリンを演奏しているのはイザベル・ファン・クーレンで、彼女もヴラダーの指揮を大絶賛。「ベートーヴェンを演奏するためには、スタミナだけでなく、素晴らしいヴィジョンを持つ必要がありますが、ヴラダーはそれを完璧に持ち合わせています」と語っています。チェロのシュテッケルを迎えた「三重協奏曲」での3台の楽器が醸し出す魅力的なサウンドも聴き所です。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7210 |
ユダヤ音楽をフィーチャーするミルケン・アーカイヴのシリーズの中でも特に、肩肘張らずに気楽に楽しめるアルバムです。オペレッタやミュージカル大好きという方なら、この楽しさは一度聴くや否や感じていただけるでしょう。ヨーロッパのオペレッタ、ティン・パン・アレイ・ミュージカル、東欧のノスタルジックな音楽などがミックスされ、1920年代から40年代にかけてもっとも盛んだった、イディッシュ語による舞台音楽を集めました。このジャンルの中心的作曲家がニューヨーク出身のエルスタイン。歴史的に正しいオーケストレーションが、その栄光の日々を再現します。(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559405 |
ユダヤの舞台作品の歌曲を集めたシリーズ第2弾は、共にウクライナ地方出身でアメリカに移住し活躍した、セクンダとオルシャネツキーを中心に、その仲間たちの作品を集めました。有名曲の「素敵なあなた」や「私のユダヤの少女」からわかるように、わかりやすいだけでなく、どこか憂愁を帯びた旋律の宝庫。一度好きになってしまうと癖になる、熱い歌がいっぱいのアルバムです。収録曲中では最も長い「ユダヤの歌」のように、ユダヤの宗教音楽の伝統に根ざした、即興的で技巧的なパッセージを歌手に強いる、とんでもない難曲もあります。ナクソスのミルケン・アーカイヴだから、歌詞の英訳付きなのはもちろん、作曲者と曲目に関する解説が詳細を極めています。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559432 |
この盤は、チェンバロ入りも含めれば5曲も収録されている、弦楽合奏入門盤といってよいかもしれません。管楽器抜きのオーケストラともいうべき弦楽合奏は、作品の数の上ではそれほど恵まれた分野ではないとはいえ、ほどよい明るさと渋みを兼ね備え、全音域で均質性を持った響きは音楽の素材として大変魅力的で、実は名曲・秘曲率はかなり高いといえるでしょう。弦楽合奏曲として分類できることはあまり意識されていませんが、実は上記特徴を生かし切っているバッハの超名曲2曲や、ロマン派の鑑ともいえるチャイコフスキーとグリーグの類い稀な甘くやるせない世界、どうぞお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556612 |