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ウィーン国立歌劇場管弦楽団

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    J. シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」(シュヴァルツコップ/ゲッダ/フィルハーモニア管/カラヤン)

    1955年にカラヤンがベルリンフィルの常任指揮者としての任を受けたその年に録音された記念すべき「こうもり」。ゲッダ、シュヴァルツコップフ、シュトライヒと言った豪華メンバーに加え、ウィーン訛りも粋なクンツを脇に従え、まだいくばくかの若さを残したカラヤンがタクトを取りました。後年のやや恣意的な情緒を表現した演奏に比べ、端正さと緊密さが光ります。一方、歌手達は巧みにずっこけた酔漢達の浮かれ騒ぎを演じており、その洒脱さは果たして芸なのかどうかと疑わせるほどです。ゲッダ扮するアイゼンシュタインが、舞台裏で一節ながら見事に歌うヴェルディのアリアは、はてさて・・・。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111036-37

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    ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」(シコフ/スクウフス/ハーフヴァーソン/ウィーン国立歌劇場合唱団&管弦楽団/ラニクルズ)

    ブリテンの《ビリー・バッド》は、出演者が全て男声という特異な作品です。ウィーンでは、ブリテンの作品自体が20世紀末までほとんど上演されることがありませんでしたが、ニール・シコフの主演による《ピーター・グライムズ》が初演され好評を博したことで、その数年後の2001年に、同じくニール・シコフの出演による《ブリー・バッド》が上演されました。シコフの説得力ある歌唱は聴衆の心を掴んだだけではなく、当時40歳になっていたボー・スコウフスの見事な題名役と悪役クラッガートのハーフヴァーソンの名唱も相俟って、上演後は30分間も拍手喝采がやまなかったというほどの名演となりました。また新兵を歌うのは日本でも人気の高いジョン・健・ヌッツォ。若々しい声がよいアクセントになっています。指揮者のドナルド・ラニクルズとウィーン国立歌劇場管弦楽団は、バランス感覚を保った一糸乱れぬアンサンブルを披露、ブリテンの繊細な音楽を表現しています。※ CD-Rでの再発売となります。(2024/07/19 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C230133

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    ヘンツェ:歌劇「裏切られた海」(ベッカー/スコウフス/ロヴェル/ヘイニンゲン/ウィーン国立歌劇場管/ヤング)

    未亡人の母と二人で暮らす海が好きな少年、登。母の部屋に通じる覗き穴を見つけた登は、ある日"海の男"竜二と母との情事を目撃、竜二を英雄とみなし強い憧れを抱きます。しかし竜二が母の経営する洋品店を手伝いはじめたことで憧れは失望に変わり、ついに…三島由紀夫の作品に魅了された作曲家ハンス・ヴェルナー・ヘンツェは、1986年に『午後の曳航』のオペラ化に着手。三島が描いた男女間の危うい愛と、少年が抱く理想がもろくも崩れ去る様を迫力ある管弦楽と歌唱で表現し、1989年に《裏切られた海》として完成させました。その翌年ベルリン・ドイツ・オペラで初演、その後、ゲルト・アルブレヒトの企画で日本語版の《午後の曳航》を作成、2003年に読売日本交響楽団が演奏会形式で初演。そしてこの日本語版をヘンツェが大幅に改訂し、2006年にはザルツブルク音楽祭で初演されています。このアルバムはコロナ禍の中、無観客で行われたウィーン国立歌劇場のプレミエ公演の収録。主人公登を歌うのはヘンデルからブリテンまで幅広いレパートリーを誇るカナダ出身の若手テノール、ジョシュ・ラヴル。竜二を歌うのはベテラン、ボー・スコウフスです。また未亡人房子を演じたヴェラ=ロッテ・ベッカーパーの奮闘も見事。パーカッションを多用した色彩豊かなオーケストラの響きを自在に操るシモーネ・ヤングの指揮にも注目です。(2021/10/08 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5460

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    ワーグナー:楽劇「ジークフリート」(抜粋)(メルヒオール/ショル)(1929 - 1932)

    20世紀半ばにおいて、ヘルデン・テノールといえばメルヒオールのこと、メルヒオールといえば最大のワーグナー歌いのことを意味しました。そしてヘルデンの役どころで最も難しいとされるジークフリートにおいて当然のことながら、彼は伝説的とも言える歌唱を残しています。若きフラグスタートと共演した他盤もさることながら、落穂拾い的なこのCDにおける歌唱も見逃せません。胆力に満ちた伸びやかな声は、まさに不世出の声。ワーグナー作品の黄金期を担った、豪華な立役者たちが共演しているのも聴きものです。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110091-92

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    ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」(ザイフェルト/シュテンメ/ウィーン国立歌劇場合唱団&管弦楽団/ウェルザー=メスト)

    ワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》がウィーン宮廷歌劇場で初めて上演されたのは1883年。以来、現在までに400回以上も上演される人気演目になっています。ここに収められた2013年6月の公演では、同歌劇場でのイゾルデ役デビューとなったニーナ・シュテンメと、歌劇場の「宮廷歌手(Kammersanger)」の称号が与えられたヴェテラン、ペーター・ザイフェルトがトリスタンを歌い、高水準の上演となりました。※ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX(C980120)からの分売です。(2022/05/20 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C210123