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バルセロナ交響楽団

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    バラダ:ヴァイオリン協奏曲第1番/フォーク・ドリームズ/サラダーナ(カルデネス/バルセロナ響&カタルーニャ管/エッシュバッハー)

    スペインに生まれアメリカに学んだバラダは、生命力溢れる民族的な素材を巧みに織り込むことによって、個性的で説得力のある、かつ親しみやすい(かといって安直・陳腐ではない)音楽を生み出すことに成功しているといえるでしょう。20世紀の作品ならではの錯綜した複雑な語法の渦の中から、あたかも悠久の時の流れを感じさせるような民謡調の楽想が力強く立ち上がってくる場面では、聴くものの心を落ち着いた感動へと誘います。各曲ともにオーケストレーションは念の入ったものとなっており、頻出する弦のグリッサンド奏法等には耳を惹きつけられます。またヴァイオリン協奏曲では独奏パートに要求されるなかなか名人芸的な書法も聴きものです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554708

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    バラダ:ゲルニカ/交響曲第4番「ローザンヌ」/サパタ/カザルスへのオマージュ(バルセロナ響&カタルーニャ管/マス・コンデ)

    当シリーズで既に御馴染みのバラダ、当盤には同国スペインの偉大な芸術上の先達である、3人のパブロの関連した作品が集まっています。「ゲルニカ」はもちろんピカソの反戦的作品として名高い名作で、本曲はヴェトナム戦争への抗議の意が込められたものです。聴いて特に楽しいのは「サラサーテをたたえて」で、この大ヴァイオリニストの名作「サパテアード」が自由に変容させられており、独特の和声、対位法感覚が大変に面白く、ポルタメントの効果的な用法も印象的です。「サパタ」も自在な引用が目立ち、特に「メキシカン・ハット・ダンス」によるお祭り騒ぎとなっている「結婚式の踊り」は、楽しさの極みです。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557342

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    バラダ:交響曲第6番/3つのチェロと管弦楽のための協奏曲/鋼鉄交響曲(ロペス=コボス/イェンセン)

    一部のファンの間では、バラダの音楽は「ロマンティックな前衛」とみなされているのだそうです。しかし、これまでの彼の作品を一瞥すると(例えば「交響的悲劇"無"」…8.557343など)どちらかといえば、ひたすら刺激的な音に満ちているように思うのですがどうでしょう?それは、彼の音楽には様々な主題があり、それは時には死であり、創造であり、自然を模倣したり、神への抗いであったりと、目が回るほどのアイデアに満ちているためだと思われます。このアルバムに収録された3つの作品も、そんな曲ばかりです。交響曲第6番は「スペイン市民戦争の罪のない犠牲者に捧げる」とバラダ自身が語るように、国の無慈悲な戦いと、それに巻き込まれた人々の悲劇を描いたものです。2つの派閥の戦いは、どちらもが勝者であり、また敗者だったのです。「ドイツ協奏曲」はここで演奏している3人のチェリスト及びベルリン放送交響楽団に捧げられた作品で、やはり戦争に関連付けられた内容を持っています。3人のチェリストたちは、時に個人として、時にチームとしてオーケストラに立ち向かわなくてはいけません。「鋼鉄交響曲」は、彼が訪れたピッツバーグ周辺にある工場のパワーに魅せられ書いた曲だそうですが、あのモソロフの「鉄工場」のようなあからさまな音の模倣ではなく、もっと洗練された方法を用いているのだそうです。なんと「正式な始まり」を持たない曲のため、最初はチューニングとおぼしき音が聞こえてきてびっくりです。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573298

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    バラダ:チェロ協奏曲第2番/4つのギターのための協奏曲/管弦楽のためのセレブラシオ(M. ザンデルリンク/ピアース)

    当シリーズではもう御馴染みのバラダによる、現代音楽に民俗的要素を巧みに取り込んだ、フレッシュな感覚溢れるオーケストラ作品集です。チェロ協奏曲「ニューオリンズ」は、その名の通りジャズが色濃く反映された作品で、独奏チェロがポルタメントも豊かに、極めて濃厚な黒人霊歌風の「歌」を披露します。また4つのギターのための協奏曲では、4台のギターが全て余すところなくフルに生かされており、様々な仕掛けに事欠かないオーケストラと、絶妙の絡み合いを聴かせてくれます。パッサカリアもまた力作で、各楽器がそれぞれ同時に色々な楽想を展開しながらも全体が調和を持っている、独特の遠近法的感覚がユニークです。(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557049

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    バラダ:ピアノ協奏曲第3番/コンチェルト・マジコ(バルセロナ響&カタルーニャ管/セレブリエール)

    スペインの民族音楽と所謂クラシック音楽とのおつきあいの例は枚挙に暇ありませんが、その歴史に新たな1ページを付け加える、バラダの思いっきり個性的な協奏的作品3曲です。バリバリの前衛風というわけではなく、相当露骨に民族音楽的要素を取り込んでるのですが、かといって陳腐な異国趣味にに堕するどころか、いまだかつてない新鮮な音楽が生まれています。どの曲も粒ぞろいの出来栄えでそれぞれに独奏楽器の特色が生かされていて大変面白いのですが、やはりイチオシはギターをフィーチャーしたコンチェルト・マジコでしょう。情熱的なフラメンコギターと複雑に書き込まれたオーケストラパートの融合は、想像を超えるカッコよさです。(2001/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555039

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    ビゼー:カルメン組曲第1番、第2番/アルルの女組曲第1番、第2番(バルセロナ響&カタルーニャ管/ゴンサレス)

    1875年3月3日の初演時には失敗だったというビゼーの歌劇《カルメン》。しかし現在では世界で最も人気のある歌劇の一つです。初演後、ビゼーの元にはウィーン公演の依頼も舞い込んでいましたが、もともと病弱であったビゼーは同年6月4日に急逝。依頼がかなうことはありませんでした(彼の死後、友人エルネスト・ギローが改作を施し、ウィーン公演にこぎつけたことも知られています)。この組曲もギローの手によるもので、美しいメロディ満載のオペラから縦横無尽に音楽を取り出し、印象的にまとめています。ギローは「前奏曲」の有名な冒頭の部分を「闘牛士」として独立させ、第1組曲の最後に置くという独創的な方法を取り、これが「組曲」全体に良い緊張感をもたらしています。「アルルの女」の組曲はもう少し複雑な成立過程があり、第1組曲はビゼー自身の手によるもの、第2組曲はやはりギローが、他の作品からの曲も加え組曲としたもの。とはいえ、どれも原曲の良さが際立つ編曲です。(2017/10/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573546

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    ブリュノー:歌劇「風車への突撃」組曲/歌劇「ミクラン誕生」前奏曲/歌劇「メシドール」(抜粋)(バルセロナ響&カタルーニャ管/ダレル・アン)

    19世紀フランスで活躍した歌劇作曲家アルフレッド・ブリュノー。“自然主義”を提唱した文豪エミール・ゾラの親友であり、20年間に渡って共同制作を続けたというブリュノーはフランス歌劇に現実主義の作風を取り入れたことで知られています。このアルバムに収録された代表作《風車への突撃》はゾラの作品を原作に用いており、《メスィドール(フランス革命月の8月の意》はゾラが自ら台本を起こしています。厚みのある和声とエキゾチックな響きを多用した彼の音楽からは、ワーグナーの影響も感じられ、20世紀初頭の「印象派」ではないフランス音楽の潮流を見ることができます。
    知られざるフランス音楽のリリースに熱心なダレル・アン。このブリュノーでも聴きごたえのある音楽を紡ぎ出し、新たなレパートリーを聴く喜びを伝えています。(2018/11/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573888

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    アメリカン・ジューイッシュ音楽の世界への招待 - ブルーベック/バーンスタイン/アクロン/ミヨー

    ユダヤ民族の持つ深い信仰と波乱に満ちた歴史は、彼ら独特の文化を生み出すことになりましたが、それは(クラシック)音楽の分野についても、例外ではありません。当盤に登場する例も含め、多くの優れた作曲家、演奏家がユダヤ系の出自を持ち、アメリカが彼らの一大拠点となっていることは、よく知られています。当盤はそんなアメリカン・ジューイッシュ音楽の数々をお届けする、ミルケン・アーカイヴ・シリーズのハイライトとなっております。当盤にも多くの作曲家が登場するため、その内容もなかなか要約しにくいのですが(純クラシック系から民謡系、ジャズ系まで登場!)、熱い情念に満ちた音楽が多いといってよいでしょう。その熱さは、ユダヤ教の信仰や知識がなくても、感得していただけるものです。(2005/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559406

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    ベン=アモッツ:天空の対話/他(BBCシンガーズ/キースラー)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559421

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    マイアベーア:オペラからのバレエ音楽集(バルセロナ響/ネステロヴィチ)

    マイアベーア(1791-1864)の名前には面白い逸話があるのですが、ここではそれは割愛して…。19世紀初頭のオペラ作曲家として彼はダントツの人気を誇っていました。彼の音楽は、ロッシーニに見られる「イタリア歌劇」の様式とモーツァルトを始めとした「ドイツ歌劇」の様式の良いところ取りであり、この豪華絢爛な形式が「グランド・オペラ」の元となり、フランス・オペラやワーグナーに強い影響を与えたことで知られています。1831年に初演された「悪魔のロベール」はパリのオペラ界に強い衝撃を与え、その中でも話題になったのが、この第3幕でのバレエでした。月に照らされた夜の修道院。この墓に眠る罪を犯した尼僧たちが亡霊となって踊る姿は確かに神秘的であり、この場面は、あの大画家ドガもキャンバスに描いていることでも知られています。またショパンもこのオペラに感銘を受け、曲の主題を用いてチェロとピアノための作品を書いています。そんなマイアベーアのバレエ曲。面白くないはずがありません。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573076