スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
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19世紀器楽音楽の花形、豪華なオーケストラをバックにソロが華麗に舞う協奏曲を、ショパンは若い頃に2曲して以降、この分野に再び戻ることはありませんでした。が、これはもちろんこの楽曲自体の否定ではなく、次第に内省の度を深めていった彼の音楽の質の変化が、当時一般的に求められていた協奏曲のイメージと単に合わなくなったためで、むしろこの2曲で、彼は協奏曲における自身の可能性をすべて語り尽くした、と考えるのが妥当でしょう。いかにも若者らしい溌剌とした雰囲気、親しみやすい旋律、非常に難しく華麗な技巧を盛り込みながらも、凛とした品性を失わないピアノソロと、どこを取っても素晴らしい傑作です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554540 |
まずはショパンのCDを1枚だけ買いたいという貴方や、ショパンのピアノ曲をいつも聞いていたいという貴方におすすめするベスト集です。喜怒哀楽すべての感情を表現するショパンは、どんな時も聞く者の心を慰めてくれることでしょう。演奏するのはナクソスを代表するアーチストの一人で数々の国際コンクールで審査員を務める女性ピアニストのビレット。ショパンの「歌」を大切に、じっくりと音楽を聞かせてくれます。気に入られた貴方は、彼女がナクソスで完成したショパン全集に是非進んでみてください。さあ、今度は自分でピアノを弾いてみませんか?(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556654 |
チェルニー、フンメル、タールベルク、ヘンゼルトなどの例にも示されるように、19世紀前半は(ときにはオーケストラを伴う)ピアノ変奏曲、幻想曲(内容は変奏曲)類が「時代の顔」の一つで、もちろんショパンもその例に漏れていません。当盤では美しく華麗なショパンの「新進気鋭のピアニストぶり」を堪能することができ、近年の(ショパン以外の作曲家によるものも含め)こういった楽曲は皮相との無粋な評価を見直す動きにもピッタリの一枚といえるでしょう。ピアノ独奏のみで演奏されることの多い作品22も、このようにオリジナルのオーケストラ伴奏付きで演奏されると、楽曲の持つ「華」が一層際立ち、楽しい限りです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554541 |