スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
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カルル・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)はオーストリアの作曲家、指揮者です。ダンス・オーケストラや歩兵連隊の楽隊で指揮者をつとめ、オーストリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。行進曲やワルツなど数多くの作品を書き、それらはすでに録音も数多く耳にする機会も多いのですが、なぜかオペレッタに関しては全曲の録音はおろか、序曲でさえもあまり取り上げられることがありません(どうしてもJ・シュトラウスやスッペの曲の影に隠れてしまうのでしょう)。しかしながら、ここで聴ける曲は何ともチャーミングで郷愁を誘うものばかり。ウィーン舞踏音楽最後の代表者として注目されるべき作曲家であることは間違いありません。(2007/10/17 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
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カタログ番号 | :8.225332 |
それぞれに豊かな個性を持つ、バントックの冴えた腕が聴き応え十分の3曲です。「古いイギリスの組曲」は、その名の通り古式ゆかしい楽曲の近代オーケストラへの編曲ですが、どことなく鄙びた華やかさが、この盤全体への格好のプロローグとなっています。続く「ロシアの情景」はエキゾティシズムをほどよく盛り込んだ楽しい民族舞曲集で、最終曲の「コサックダンス」のコテコテの盛り上げぶり(特に終結部の加速!)など、微笑ましいものがあります。「ヘブリディーズ交響曲」は一転してシリアスな楽想となり、巧みなオーケストレーションによって、神秘的なムードと決して品を失わない情熱の迸りが綴られていきます(ちょっとシベリウス風でしょうか)。*8.223274の再発売品(2001/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555473 |
オペレッタ、舞踊曲の作曲家で忘れてはならぬ人がここにいます。その名はツィーラー。軍楽隊で指揮の経験を重ね、ついには自ら楽団を組織し、オーストリア、ドイツを演奏旅行。1907年にはウィーンの宮廷舞踏会の指揮者にまで登りつめます。彼は生涯に23曲のオペレッタを始め、600曲ものマーチ、舞曲を書き、人々を陶酔の極致に誘いました。このCDに収録されたのはほんの一部の曲ですが、どれも「良き時代」の空気を気持ち良く伝えてくれるものです。各々の曲はどれも一ひねりが加えられており、ちょっと嬉しくなってしまうことでしょう。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556848 |