チューリヒ室内管弦楽団
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(2010/05/19 発売)
レーベル名 | :Monarda Music |
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カタログ番号 | :101349 |
現在ではピアノ製作者としてのみ知られているプレイエルですが、存命中は作曲家としてハイドンに次ぐ名声を得ていました。その豊かなメロディといい、均整のとれた構成といい、すべて一級品で、当時の聴衆が彼を正しく評価していたことがわかります。交響曲ニ長調の第4楽章がモーツァルトの第39番に似ていたり(プレイエルの方が先)、交響曲第6番の第2楽章がハイドンのセレナードに似ていたり(これはハイドンの方が先)といった思わぬ発見もあって、楽しみは尽きません。協奏交響曲は当時大流行したジャンルですが、ピアノが使われている例は珍しく、ヴァイオリンとピアノが華麗な名人芸を惜し気もなく披露しています。(2002/06/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999759-2 |
ベートーヴェンの弟子リースの音楽は、単に師匠の模倣にとどまらず、なかなか独創性に満ちていて驚きを与えてくれます。交響曲第1番は意表を衝いた和音で始まる序奏がベートーヴェンもまっ青! 第2楽章は「葬送行進曲」で、「英雄」との比較は聴いてのお楽しみですが、師匠の第7番の第2楽章を思わせるようなところもあり、リースの曲の方が先に作曲された(1809)ことを考えると、興味深いものがあります。第2番はハ短調という調性から想像される通り「ベートーヴェン的」ですが、「運命」との直接の類似はあまり見られません。冒頭の主題がモーツァルトのピアノ協奏曲ハ短調(K491)に似ているのはご愛嬌です。j(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999716-2 |
ベートーヴェンの弟子で、その伝記作者として有名なリースですが、作品についてはほとんど知られていません。彼は生涯に交響曲を8曲(第1?7番と番号なしの1曲)作りましたが、その多くは師匠の第7から第9の間の時期に作曲され、結局シュポーアなどの交響曲とともに忘れ去られてしまいました。この2曲は、「これ、ベートーヴェンの新発見の交響曲だよ」と言われたら信じてしまいそうなくらい師匠似で、つまりなかなか立派な堂々たる交響曲です。特に第5番(作曲順で言えば2番目)は、第1楽章で「運命」のモティーフがはっきりと現れて驚かされるだけでなく、「英雄」や「田園」にそっくりな部分もあって、師の存在の大きさに苦笑させられます。一方、2年後に作曲された第3番は、転調法などに独創性が見られ、何とか師の影響から脱しようとするリースの努力がうかがえます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999547-2 |
リースが師ベートーヴェンの影響を強く受けながらも、堅実な作曲技法を身につけた立派な作曲家だったことは、cpoのシリーズを聴けばすぐにおわかりいただけるでしょう。第4交響曲は、ヘ長調という調性からして「田園」みたいな曲かと思うとはずれます。確かに、田園風なホルンの吹奏もありますが、もっと力強く堂々たる交響曲です。第1楽章の序奏は師匠の第4番の序奏を連想させる神秘的なものですし、第3楽章はまさに第7番のスケルツォそっくりで、笑ってしまいます。一方、第6交響曲は師匠の影響は少なく、より古典的な面が見られます。第4楽章はトルコ風の音楽で、「民衆の祭り」とでも呼びたいようなにぎやかで楽しい曲になっています。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999836-2 |
cpoで大好評、ロセッティ(1750-1792 レスレルとも表記される)の協奏曲集です。彼は生涯に400を越える作品を残し、その半分ほどは出版者によって印刷されています。しかし、当時同名の作曲家が何人も活躍していたため、「間違いなく彼の作品である。」と確証を求めるのはとても困難な作業だと言われているのです。現在では、特にモーツァルトの作品の手本とされる「ホルン協奏曲が人気」ですが、このような他の楽器のための協奏曲も独創的で素晴らしい味わいを有しています。独奏楽器の扱い方や、豊かな和声は確かにモーツァルトを凌駕すると言っても過言ではありません。(2011/06/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777631-2 |