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マラガ・フィルハーモニー管弦楽団

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    マルコ:交響曲第2番、第8番、第9番(マラガ・フィル/セレブリエール)

    マドリードで生まれた作曲家トマス・マルコは、法律を学びつつ、音楽(作曲とヴァイオリン)を、彼曰く「少年のように」学んだという人。フランスでブーレーズとマデルナ、ドイツでシュトックハウゼンに就き、1967年には彼の助手にもなっています。心理学、社会学も取得、作曲だけでなく教師としても活躍しています。この交響曲集は、彼のインスピレーションの源を探るかのような曲集であり、第2番以外は世界初録音となっています。第9番「タラッサ」は神話の女神の名前であり、中世の旋律を素材とし、それらを念入りな色彩の音色で彩るというもの。また交響曲第8番は、各楽章に「幻の大陸」の名前が付けられていて、そのどれもが活発な舞曲のリズムで描かれています。スペイン風な音楽とは違った味わいですが、畳み掛けてくるような迫力に満ちた音とリズムは、一度聴くと病みつきになること間違いなしです。(2012/03/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572684

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    マンシーニ・センテニアル(マラガ・フィル/モレーノ・バリエンテ)

    映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシーニの生誕100年を記念したアルバム。数々の名作を、スペインを代表するマラガ・フィルハーモニー管弦楽団と指揮者ホセ・マリア・モレーノ・バリエンテが華麗に演奏しています。アレンジャーを務めるホセ・カラはスペインのピアニスト・作曲家。ジャズをメインに、クラシックからロック、エレクトロニクスまでジャンルを越えた活躍で数多くの賞を受賞しています。(2024/08/16 発売)

    レーベル名:IBS Classical
    カタログ番号:IBS-82024

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    モレノ・トローバ:ギター協奏曲集 1 - フラメンコ協奏曲/対話(ペペ・ロメロ/コベス/マラガ・フィル/コベス)

    最近、優れたギタリストの妙技によって、このスペインの作曲家モレノ・トローバ(1891-1982)の名前も広く知られるようになりましたが、まだまだ未知の部分が多く、このアルバムに収録されている「フラメンコ協奏曲」などは、なぜ今までこんなにステキな作品が録音されていなかったのだろう?と首をひねってしまう人も多いのではないでしょうか。それほどまでに、この曲素晴らしいのです。もちろん、ここで完璧なギターを奏でているのは名手ペペ・ロメロ。まさに神がかり的な演奏が繰り広げられています。指揮者としても高い才能を持っていたモレノ・トローバはオーケストラの扱いも巧みであり「ギターと管弦楽のための対話」ではハープやチェレスタを用いた、星のきらめきのような響きも追求されています。こちらでギターを演奏しているのは1982年生まれの若手ビンセント・コベス。指揮者のマニュエル・コベスは彼の兄弟です。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573255

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    ワーグナー:序曲集(マラガ・フィル/ラハバリ)

    当盤はワーグナーの序曲集ですが、定番の「マイスタージンガー」も「タンホイザー」「トリスタン」も御座いません!その代わり?「リエンツィ」を除いては、修行時代の作ともいうべき珍曲たちが大半の、ちょっと変わった1枚となっています。これらの珍曲たち、確かに後の作品から聴くことのできる、ワーグナーのトレードマークともいえるような艶やかさは、それほど姿を現していませんが、旋律線の雄大さやオーケストレーションの賑やかさに、その片鱗がうかがわれるような気もします。また、少なくともその歯切れのよい展開からは、青年ワーグナーの野心は痛いほどに感じられると申せましょう。(2004/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557055