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ニュージーランド室内管弦楽団

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    C. シュターミッツ:管弦楽のための四重奏曲集(ニュージーランド室内管/アームストロング)

    モーツァルトやハイドンらにも大いに影響を与えたという、マンハイム楽派の巨匠、カール・シュターミッツの四重奏曲です。当盤に収録された曲は、特に「オーケストラ四重奏曲」、「協奏的四重奏曲」と銘打たれており、各パート一人の弦楽四重奏としてではなく、弦楽合奏として演奏されています。パートの厚みを増したり、(それほど派手なものではありませんが)独奏と総奏の使い分けによって響きに変化を与える工夫は、ポリフォニックな絡み合いよりも、明朗快活な和声と旋律を中心とした、ホモフォニックな展開が重視されている楽曲に、似つかわしいものと申せましょう。(2007/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557671

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    J. シュターミッツ:管弦楽のためのトリオ集 1 (ニュージーランド室内管/アームストロング)

    J.シュターミッツは、一連の交響曲制作を経た晩年に「オーケストラのためのトリオ」 を手がけました。このトリオは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる合奏版弦楽三重奏曲であり、バロックのトリオソナタの変種の一つです。ただ、「交響曲」と呼ばれる事もあるくらい、弦3部で豊かな音のタペストリーを織り上げているのには驚かされます。各曲とも実に典雅ですが、短調緩徐楽章は結構泣かせる逸品としてオススメです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553213

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    J. シュターミッツ:交響曲集 1 (ニュージーランド室内管/アームストロング)

    ちゃんと練習をし、編成も大きくして近代オーケストラの基礎を作ったマンハイム宮廷学団を統率した人物が、J.シュターミッツです。彼はこの優秀な楽団のために、近代交響曲の祖ともいえる作品を生みだし、クレッシェンド効果、「打ち上げ花火」音形、など数々の表現を開発しました。「交響曲は全4楽章」という慣習も彼が元祖と言われます。黎明期の生気あふれる交響曲の輝きは今日も色褪せません。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553194

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    ディスカバー・ザ・シンフォニー(1998年版)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Educational
    カタログ番号:8.554337-38

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    ベック:6つのシンフォニア Op. 1 (ニュージーランド室内管/アームストロング)

    しばしば「交響曲の父」と称されるのが、いわゆるマンハイム楽派のヨハン・シュターミッツ。その最も有能な弟子が当盤でご紹介するベックです。この今日では名前を知る人も少ない作曲家の非凡な才能は、当盤を聴けばわかります。交響曲というジャンルがまだ初期の時代、劇的な激しさと大胆な和声に彩られた「6つのシンフォニア」は、幼稚さとは無縁の熟達した音楽なのです。特に「第1番ト短調」の両端楽章の劇性は出色。長調作品は、いずれも爽快で、気持ちよく聴けます。こういう人物がいたからこそ、ハイドンやモーツァルトらが交響曲を高めることができたのかもしれません。交響曲の歴史に思いを巡らすのに好適なアルバムです。(2005/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554071

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    L. モーツァルト:シンフォニア・ダ・カッチャ/シンフォニア・パストラーレ(ニュージーランド室内管/アームストロング)

    「狩りのシンフォニア」には、銃声やら獲物を追う犬の声やらが入っています。実はこの効果音はモーツァルト父自身の指示によるもので、立派な「音楽」なのです。(当時の生演奏ではどうしたのだろうか??)モーツァルト父は、この手のアイディア一発屋の側面(他に有名なおもちゃの交響曲等)が有名なために、作曲家としての真の姿が捕らえにくい存在でした。しかし、アルバム後半のシンフォニアを聴けばわかるように、美しい旋律とみずみずしい感性を備えた才人であった事は確かなようです。事実、彼の作品の多くは息子の作と混同されていたのですから。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553347