キエーティ・マルッチアーノ劇場管弦楽団
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舞台は19世紀のはじめ。戦場で拾われた後に連隊で育てられ、美しく成長したマリーアと、彼女に心を寄せるチロルの若者トーニオ。マリーアは、叔母を名乗る女性(後で実母とわかるベルケンフィールド侯爵夫人)によってパリに連れ去られてしまうが、最後はめでたくトーニオと結ばれる物語。ドニゼッティ円熟期の傑作「連隊の娘」は、主役2人に要求される超絶技巧が聴きもの。特にCD1、トラック13「第1幕のフィナーレ: ああ友よ、今日は楽しい日」のトニーオのアリアにおけるハイC連発攻撃は最大の難所です。またマリーアはCD2、トラック6「シェーナとアリア: わたしの運命は変わる…お金も地位も、心は変えられないわ」の後半でコロラトゥーラの華麗な技巧を披露します。ナクソスではロッシーニ「イタリアのトルコ人」で成功を収めたコンティ指揮によるライヴ録音でお届けします。(2006/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660161-62 |
何という問題作、そして感動的な快作!ナポリの作曲家レンディーネが、クラシックの枠を超えてワールドミュージック的語法で仕立て上げ、20世紀の最後の年に初演された、キリストの受難と復活の物語。ありふれた主題を扱ったこの作品は、例えばバーンスタイン「ミサ曲」などと並ぶ、宗教的題材による現代の衝撃的名作として語り継がれていくのではないでしょうか。音楽は、現代を生きる我々には常にわかりやすく、晦渋な現代音楽とは一線を画すものです。特に「復活」の場面からは、美しい「アレルヤ」に導かれて徐々に高揚し、最後は忘我の境地へ。熱い演奏とサウンド(特にパーカッションが快感)が、貴方の耳に激しく突き刺さります。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557733 |
気まぐれな恋に溺れたい女フィオリッラ、彼女と惚れ合うトルコの太守セリム、その二人の様子に怒り心頭のフィオリッラの夫ジェローニオ、周りで面白がる詩人を中心に繰り広げられるドタバタを描いた喜劇「イタリアのトルコ人」。「アルジェのイタリア女」の二番煎じとのレッテルを貼られた初演は大失敗、百数十年間の忘却にさらされますが、かの有名なマリア・カラスによる蘇演が評判となり、実は名曲だったと認められるようになったのです。例えば第1幕のフィナーレなど、立ち上がって拍手するしかない見事なアンサンブルで、ロッシーニの才能に敬服させられます。最新録音、ナクソス価格で聴ける喜びをお届けします。(2006/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660183-84 |