バネガス, ファビオ
Search results:3 件 見つかりました。
バルセロナに生まれ、8歳の時に家族とともにアルゼンチンに移住した作曲家エドゥアルド・グラウ。彼はこの地で晩年を過ごしていたファリャに作曲を師事、同じくブエノスアイレスに亡命していた音楽学者ハイメ・パヒサからオーケストレーションを学びました。グラウは200曲以上の多彩な作品を遺しましたが、そのどれからもスペイン風の要素が感じれらます。このアルバムに収録されているのは4つの協奏的作品で、スペインのユステ修道院から感銘を受け書かれた、抒情的で神秘的な雰囲気を持つ「ユステ協奏曲」、ヴィオラとピアノが活躍する「二重コンチェルティーノ」、アルゼンチンの陽気な民族舞踊「チャカレーラ」を素材に使用した「クラリネット協奏曲」、スペイン・ルネサンス期を代表する詩人の一人ガルシラソ・デ・ラ・ベガの詩からインスピレーションを受けた「グニードの花へ」を聴くことができます。(2023/09/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.579107 |
アルゼンチンの作曲家ボッティローリは、生涯コルドバに住み、ピアニスト、指揮者として活躍する傍ら、ヴォーカル・グループ「セクステット・ローレリー」のディレクターを務め、ラジオ、劇場でコンサートを開催、人気を博していました。作曲家としては、アルゼンチンの民族音楽の影響を受けたリスト風の管弦楽作品を残していますが、70曲ほどのピアノ曲は、どれもロマンティックなイディオムと即興性を重視した小品で、どれもが定められた形式の中で彼独自の表現手段が開拓されています。GRAND PIANOレーベルでは彼の全ピアノ曲の録音を敢行、第1集となるこのアルバムには「ワルツ」の形式による様々な作品を収録しています。そのほとんどが3分程度でありながら、アルゼンチンの自然の風景や人々の生活、彼自身の経験など様々な情景が反映された聴きどころの多い作品に仕上がっています。なかでも「10の極小ワルツ」に含まれた、アルゼンチンの先住民、アレッシオ一家の人々を描いた7曲の「部族の踊り」B114のユニークさは他に類をみないもの。どれも20秒程度で瞬時に耳を駆け抜けていきますが、強い印象を残す作品です。ボッティローリに教えを受けたピアニスト、バネガスの共感溢れる演奏で。(2020/03/06 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP833 |
アルゼンチンの作曲家ボッティローリ。ピアニスト、指揮者として活躍する傍ら、ヴォーカル・グループ「セクステット・ローレリー」のディレクターを務め、ラジオ、劇場でコンサートを開催、人気を博しました。作曲家としては、アルゼンチンの民族音楽の影響を受けたロマン派風の壮麗な管弦楽作品を残していますが、70曲ほどのピアノ曲は、どれもロマンティックなイディオムと即興性を重視した小品で、どの曲にも彼独自の表現が花開いています。このアルバムには、数多くの著名人たちと交流し影響を受けていたボッティローリが、親友の母親への追悼として作曲した「トリプティコ」や、亡くなった家族のための「主題と変奏 嬰へ短調」など数々の“エレジー=哀歌”を中心に、想像上の映画のための音楽集「マイクロフィルム」、自由な形式で書かれた前奏曲などの小品が収録されています。ボッティローリの弟子で、作曲家の全作品のカタログ化を行うファビオ・バネガスがシリーズを通じて、師の心を伝える演奏を披露しています。(2024/05/10 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP947 |