ブレマール, ラファエル
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【オッフェンバック晩年の夢幻歌劇シリーズの白眉!俊才デュムソーのタクトも際立つ画期的全曲録音】多作で知られるフランス19世紀オペレッタの王オッフェンバック。既に数多くの作品が録音されている一方、未だ全曲録音が現れないままの傑作もありますが、今回Bru Zaneレーベルが手がけた《月世界旅行》もまさにそうした作品の一つ。マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊の古楽器演奏(Archivレーベル)による抜粋で、初めて接した方も多いかもしれません。ビゼー《カルメン》と同じ1875年、つまりオッフェンバックが亡くなる5年前に発表されたこのオペレッタは、彼が晩年に模索していた「夢幻もの」の第5作にあたる意欲作。空想科学小説の祖ジュール・ヴェルヌの同題作品を参考にしながら自由に組み上げられた台本のもと、夢幻物語と近代的科学小説の要素をかけあわせた展開は大いに人気を博し、パリでも翌年・翌々年にかけ再演が相次いだほかウィーンやロンドンでも上演されました。オッフェンバックの真骨頂ともいうべき華やぎと充実した構成の面白さを、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》(ALPHA752/NYCX-10240)の名演も記憶に新しい俊才デュムソーが鮮やかに表現。歌手陣の役作りも見事で、このレーベルならではの図版満載の充実したブックレット(仏語・英語)とともに作品の真価をじっくり堪能できます。(2022/05/27 発売)
レーベル名 | :Bru Zane |
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カタログ番号 | :BZ1048 |
【ジャンスが活躍!ポシュナーが描くオッフェンバック晩年のドタバタ喜劇】1971年ミュンヘン生まれのマルクス・ポシュナーによる、オッフェンバック晩年の喜劇。ヴェロニク・ジャンスが重要な役回りで活躍するほか、シャンタル・サントン=ジェフリー、タシス・クリストヤニスなど、BRU ZANEレーベルやフランス・オペラで活躍する若手からベテランまでのメンバーが名を連ねています。マドリードで名を馳せるチョコレート職人ペロニラの娘マノエラが、老人のドン・ガルドナと結婚することになりますが、ペロニラの妹レオーナ、兵士リパルドス、公証人の書記フリモスキーノらの策略により、若くて才能豊かな音楽家アルバレス(ソプラノが演じます)が新郎に差し替えられて現場は混乱。結局はマノエラとアルバレス、レオーナとドン・ガルドナが結婚してめでたしめでたし、といった奇想天外なお話。現在では序曲が時折演奏される程度のこの作品が、ここでは生き生きと魅力的に描かれています。(2020/02/14 発売)
レーベル名 | :Bru Zane |
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カタログ番号 | :BZ1039 |