バティッチ, マルティーナ
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デンマーク国立声楽アンサンブルと新首席指揮者マルティナ・バティッチの最新アルバム。ここではバティッチの故郷、スロベニアの作曲家ウロシュ・クレークと、電子音楽の先駆者エルセ・マリー・パーゼの作品が取り上げられています。クレークの作品は調性感を持つハーモニーの中に、民族音楽の影響を受けたポリフォニーが取り入れられたもので、どれも神秘的な美しさをたたえています。パーゼの合唱曲は、1950年代の作品と電子音楽を用いた「マリア」(1980)を収録。「マリア」は、戦争のトラウマを癒すために書かれた作品で、聖母マリアの苦しみの段階を描いた11の楽章で構成された大作。現代宗教音楽の傑作の一つと評価されています。この曲の電子音楽の部分は1972年に彼女自身が作成したもので、演奏時はスピーカーで再生されます。ここで清冽なソプラノ・ソロを聴かせるのはデンマーク出身のアンナ・ミルマン。2023年からデンマーク国立声楽アンサンブルのメンバーとして活躍しています。(2025/02/14 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :8.226924 |