クッツェー, ルカ(2004-)
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べートーヴェン生誕250周年を記念し、ロシア出身の編曲家パウル・シュトルックが中期の名作室内楽2曲を、ソリストと弦楽アンサンブルのためにアレンジ。シュトルックは原曲のチェロ/ヴァイオリン・パートはそのまま残し、ピアノ・パートのみを膨らませ、音の豊かさを追求しました。1803年に書かれた「クロイツェル・ソナタ」はベートーヴェン自身が“ほとんど協奏曲のように、相競って演奏されるヴァイオリン助奏つきのピアノ・ソナタ”と題した通り、ヴァイオリンとピアノが緊張感に満ちた掛け合いを聴かせる雄大な作品。シュトルックはピアノ伴奏部を拡大し、豊かな色彩を与えることで、ヴァイオリン協奏曲のような味わいをもたらしています。チェロ・ソナタ第3番は1808年の作品。チェロの雄弁な歌を遮ることなく、オーケストラに変換されたピアノ・パートが美しく寄り添います。ソリストを務めるのは、ニューヨーク・タイムズ紙で絶賛されたヴァイオリニスト、ライパンと数々のコンクールで入賞歴を誇るカナタの女性チェリスト、クッツェーの2人。バックを務めるアレクサンダー・ギルマン率いるLGTヤング・ソロイスツの颯爽たる演奏も見事です。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579081 |