フォルクマン, クリスティアン
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ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスが開催しているコンサート・シリーズ「ブレスラウ(ヴロツワフ)-ヨーロッパの中心にある都市」は2つの目標を念頭に置いています。一つは“音楽を楽しむこと”もう一つは「何十年も忘れられていた古い文化的環境を思い出すこと」です。このアルバムに収録されたクリスマス物語「私たちの主と救い主イエス・キリストの誕生」は、ベルリン州立図書館で発見された手稿譜や印刷譜からいくつかの曲が選択されており、中心となっているのはブレスラウの主要教会である聖ベルンハルディン教会と、聖マリアマグダレン教会のオルガニストとして活躍した作曲家ツォイチュナーの曲。かつてシレジアの首都であったこの地域の音楽文化の多様性と質の高さを証明する見事な作品です。(2020/12/18 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555368-2 |
「ヴォルフェンビュッテル城」はニーダーザクセン州にあった神聖ローマ帝国の領邦国家で、1514年から1568年にこの国を統治したハインリヒ2世は宗教改革にそのまま身を投じた人物として知られています。ヨハン・タイレは若い頃から、いくつもの任地に赴きながら、音楽教師、歌劇作曲家として活躍してきた作曲家。ヴォルフェンビュッテルの宮廷には1685年から務め、教会音楽をはじめ様々な作品を発表しました。この「マタイ受難曲」は1673年の作品で、ブクステフーデが大絶賛したといい、17世紀ドイツで発展したオラトリオ様式による受難曲の注目すべき事例とも言われています。(2020/02/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555285-2 |
cpoのシリーズ「ハンザ同盟の古都の音楽」第2集。今作のテーマはグダニスク(ドイツ名ダンツィヒ)です。ドイツ騎士団の支配下で近代化され経済成長したこの街には、ドイツからの移民やドイツ商人、ユダヤ人たちも集まり1361年にハンザ同盟の正式な貿易加盟都市となりました。その後はポーランド王国の庇護を得て更に発展しましたが、18世紀には戦争によって街は衰退。さまざまな国の支配下に置かれ、現在はポーランド最大の港湾都市として繁栄しています。このアルバムには17世紀グダニスクの知られざる宗教作品を中心に収録。オルガン曲や合唱曲、大天使ミカエルの戦いを描いた作品など、激動の時代を反映しながらも魅力的な曲を聴くことができます。この分野の第一人者マンフレート・コルデスとヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルによる演奏で。(2024/05/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555647-2 |