ハリウェル, マイケル
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エイミー・ウッドフォルデ=フィンデン(1860-1919)は19世紀末から20世紀初頭のイギリスでひっそりと創作活動をしていた女性です。彼女はイギリス仕官の妻であり、夫に付随してインドからエジプト、シリア、日本にも来ていたといい、その異国の風情を美しい音楽に仕上げ、静かな人気を博したのでした。「4つのインド風愛の詩」は、当時流行したローレンス・ホープ(これは実はペンネームであり、本当はやはりイギリス仕官を夫に持つヴァイオレット・ニコルソンという女性)の詩を用いた曲で、インドの風景に熱い恋の思いを重ね合わせた情熱的な歌詞を持つものです。中でも第3曲目の「カシミールの歌」はその甘い雰囲気のためか、ベストセラーになり、今でも歌い継がれています。ここではそんな彼女の「他の作品」も聴いていただけます。瑞々しさと柔らかな感性は、ぎこちなさもあるものの、磨かれる前の原石のような美しさと震える胸のときめきを抱いています。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0236 |