クロアチア放送合唱団
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ヤコブ・ゴトヴァツは現代クロアチアを代表する作曲家の一人。ウィーンでヨーゼフ・マルクスに師事、ザグレブ歌劇場の指揮者として歌劇を演奏しながら、作曲家として歌劇、管弦楽、ピアノ曲、歌曲など多数の作品を残しました。作風は後期ロマン派の様式を踏襲しており、どれも民俗的要素に溢れた聴きやすいもので、日本では、彼の作品を愛した巨匠マタチッチがNHK交響楽団とともに、いくつかの舞曲を演奏したことでも知られています。1935年に作曲された歌劇《いたずら者エロ》は、ユーモアに満ちた物語とクロアチアの民族性が融合したゴトヴァツの最も成功した作品。ザグレブ歌劇場で初演されたのち、作品は9か国の言語に翻訳され、ヨーロッパ中の80を超える歌劇場で上演され続け、2018年には700回目の記念すべき上演が行われるほどの人気作となっています。700回目の上演時にはドイツ語版での演奏でしたが、このアルバムに収録されたミュンヘンでの上演はオリジナルのクロアチア語版が用いられており、指揮者のレプシッチを始め、主役の歌手たちは全てクロアチアのネイティブ・スピーカーを起用、合唱団はクロアチアからわざわざ呼び寄せるという念の入った演奏です。(2020/03/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555080-2 |