クラップ, エドガー
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オルガンとヴァイオリンの組み合わせによる作品を集めた1枚。アンリ・マルトーの「幻想曲」及び「前奏曲とパッサカリア」は、バロック期の様式に倣って書かれており、これは作曲当時彼が住んでいたオーバーフランケンのリヒテンベルクで使われていたオルガンの温かい音色にインスパイアされたものです。他はレーガーとラインベルガーにオルガンを師事したヴォルフルム、バンベルクでオルガン奏者の父のもとに生まれたヘラーの作品を収録。荘厳なオルガンと華やかなヴァイオリンの音色が溶け合う美しい響きをご堪能ください。オルガニストのエドガー・クラップは1947年バンベルク生まれ。1971年、ミュンヘンARD音楽コンクールで第1位を獲得し世界的な活躍をはじめるとともに、フランクフルト音楽大学でオルガンの指導にあたり、ザルツブルクのモーツァルテウムで客員教授を務めた後、ミュンヘン音楽大学の教授に就任、2012年に引退するまでその職にありました。インゴルフ・トゥルバンはベルリン・フィル、ミュンヘン・フィルとの共演をはじめ、世界の主要なコンサートホールでソロ演奏を行うヴァイオリニスト。これまでほとんど演奏されたことのない作品を積極的に広めていることでも知られています。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM364 |
バッハ以降、最大のオルガン作曲家と言われるレーガーのオルガン曲は、過剰なまでの対位法と半音階的和声の駆使が、慣れ親しむための最大の障壁であると同時に、最大の魅力です。「交響的幻想曲とフーガ」は、レーガー自身が「ダンテの神曲・地獄篇にインスピレーションを得た」「自分の書いた作品の中で最も難しい」と語った作品で、期待通りの難渋さとなっています。幻想曲の威圧的な響き、果てしなく音が蓄積していくフーガの密度と、まさに圧倒的です。また必ずしも長命ではなかったレーガーですが、最晩年の作である「7つの小品」では、枯淡の味わいも出てきているように感じられます。「きよしこの夜」の引用にもご注目(第3曲)。(2006/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557891 |