クネゴ, アナマリア
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クロアチアの作曲家イヴァン・ザイツ。この歌劇《ニコラ・シュビッチ・ズリンスキ》は16世紀に実在したクロアチアの将軍ズリンスキが、1566年、小さな部隊を率いてオスマントルコの大部隊と戦い、命をかけてシゲトヴァールの要塞を守り抜いたという実話を元に書かれています。ロッシーニやヴェルディを思わせるイタリア・オペラの伝統と、ウィーンのオペレッタを融合した作風による「英雄物語」を締めくくるのは、クロアチアの愛国歌としてザイツが10年前に作曲した「ウ・ボイ、ウ・ボイ(突撃!)」。日本でもよく知られる旋律が壮大な男声合唱に編曲され、高らかに歌われます。《ニコラ・シュビッチ・ズリンスキ》初の全曲録音となるこのアルバムでは、これまでに何度もタイトルロールを歌ってきたロベルト・コラールを始め、優れた歌手を起用。また物語の1/3を合唱が占めるこの作品での、リエカ歌劇場合唱団の力強いハーモニーが聴きどころです。(2020/07/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555335-2 |
村娘マルッサは青年ロレンツォと相思相愛の仲。しかし父パラ・メニコが裕福なニコラとの結婚を企て、策略でマルッサにロレンツォは心変わりしたと思いこませます。ニコラとの結婚を承諾したマルッサ、それを知って怒るロレンツォ。彼は結婚式直前にニコラを襲う計画を立てますが、あえなく返り討ちにあい、皆が悲嘆に暮れる中命を落とします。アントニオ・スマレーリャはイタリア人の父とクロアチア人の母の下、当時オーストリア=ハンガリー帝国領だったイストリアで生まれた作曲家。この歌劇《イストリアの結婚式》は父の故郷を舞台とした物語で、ルイージ・イッリカの台本が用いられており、ヴェリズモ・オペラの手法とプッニーニ風の旋律美を持つスマレーリャの代表作の一つです。マルッサを歌うのはリエカ生まれのソプラノ、アナマリア・クネゴ。他のキャストもリエカを中心に活躍する実力派の歌手たちが歌い、スロヴェニアの指揮者ジモン・クレチッチが全体をまとめています。(2025/03/14 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555686-2 |