ミヒェル, ヨハネス・マティアス(1962-)
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ハルモニウム、確かにシブくていい味出しているんだけど、どうもどの曲も同じに感じてたくさん聴く気がしないという貴方に、とっておきの聴きどころをご紹介します。まずソナチネ第3番終楽章のコーダ、バッハのお馴染みニ短調の「トッカータとフーガ」に情けないほど影響を受けていて、そこまでやるかーとツッコミたくなりますが、カッコ良く終止。そしてトラック10の4分丁度あたりで聞こえる、突然のフォルテの準備と思われる物音がただならぬ迫力。つまりは力作力演ということで、お許しください。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999611-2 |
ハルモニウムの表現の可能性を追求したカルク=エーレルトのハルモニウム作品集も、ついに最終集を迎えました。めでたいことです。さて、この巻はソナタです。ソナタともなると、やはり力の入り方が違います。パイプオルガンを思わせるような荘重な最強音から、はるかな世界より聴こえてくるかのような神秘的な最弱音まで、多彩な音のパレットを駆使した音響世界が展開します。特に第2番は40分近くに及ぶ大作で、これがピアノ曲だったら、世界中のピアニストがこぞって取り上げることでしょう。作曲者も愛用したヨハネス・ティッツ製作のハルモニウム・ダール(1912年)を使用した演奏です。(2002/08/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999843-2 |