ポーク, ジョアン
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ニューヨークを拠点に活動する英国出身の作曲家・ピアニスト、デイヴッド・シェントンの作品集。クラシックの枠に留まらず、ジャズやポップスなど多くのジャンルに精通した音楽家として知られ、ハリウッドやブロードウェイ・ミュージカルのアレンジャーとしても幅広く活躍しています。このアルバムには彼の作風と音楽の好みを端的に示す4つの作品を収録。プーランク風の洗練された響きにジャズのリズムを融合された「6 Musical Oddities 6つの音楽的悪ふざけ」、ショパン風の「バラード」と「ピアノ・ソナタ」など耳なじみの良い旋律を持つピアニスティックな作品が並びます。圧巻は最後に置かれた「サンタが町にやって来る」の変奏曲。おなじみのショパンの練習曲が様々な形で現れ曲を彩ります。時には英雄ポロネーズやソナタまでが顔を出す楽しく、かつ技巧的な小品です。演奏するジョアン・ポークはマンハッタン音楽学校のピアノ学部で教鞭をとる名手。(2021/12/17 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30187 |
19世紀後半にフランスで活躍したセシル・シャミナード(1857-1944)。彼女は「初めて経済的に自立した女性作曲家」と呼ばれ、過去に存在した「作曲を手がける女性たち」とは一線を画した扱いを受けていることでも知られています。彼女の作品はベルリオーズ、マイアベーア、グノー、ビゼー、フランクなどから影響を受けており、初期の作品にはオペラやバレエ、ピアノ協奏曲など大規模なものも見受けられますが、長じてからは、このアルバムに収録されているようなサロン風の小品を中心に書き(女性らしさを強調した?)これらは当時大きな人気を博したのです。しかし、ここで聴ける練習曲などのいくつかの作品は、彼女の真の才能を感じさせる素晴らしい風格を持っています。これらの作品を演奏しているジョアン・ポルクは、以前アメリカの女性作曲家エイミー・ビーチのピアノ作品全集や、歌曲集の伴奏を録音し、ビーチの真価を世に問うたピアニストです。彼女はこのような知られざる女性作曲家たちの作品を伝播することに力を注いでおり、このシャミナードの録音もその一つと言えるでしょう。これを機会にもっとシャミナードの音楽を楽しんでみませんか?(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30037 |
19世紀フランスで活躍した作曲家ルイーズ・ファランク。彼女はパリ音楽院で女性として初めて教授職に就任し、1861年と1869年に管絃楽曲に対してフランス学士院よりシャルティエ賞を授与されるなど、女性が職業音楽家として活動するのが困難な時代において、目覚ましい成果を残した人として知られています。このアルバムには、教育用として書かれた「30の練習曲」からの抜粋と、彼女が得意とした変奏曲が3曲収録されています。どれも技巧的でありながら、情感に訴える部分も多く、聞きどころの多い作品として成立しています。シャミナードやガーシュウィン作品のアルバムが高く評価されたアメリカのピアニスト、ジョアン・ポークが見事な演奏を披露しています。(2020/03/06 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30133 |
ガーシュウィンの数々の名曲は、シンプルでありながらも魅力的なメロディを持ち、クラシックのジャンルを超えた人気を誇っています。20世紀に活躍した大ピアニスト、アール・ワイルドもこれらを愛したことで知られ、いくつかのガーシュウィンの作品に超絶技巧を施し、華麗なピアノ・ソロ作品へと生まれ変わらせています。このアルバムでは、アール・ワイルドの自作「ソナタ 2000」と「ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲」を収録。まるでリストのパラフレーズを思い起こさせる8曲の練習曲は、ジャズとクラシックの見事な融合であり、「ソナタ2000」もジャズやブルースのテイストを持つ自由な作品です。演奏するジョアン・ポークはエイミー・ビーチのピアノ曲録音で高く評価されたピアニスト。ロンドンではビーチのピアノ協奏曲の初演を行うなど、アメリカの近現代作曲家作品を好んで演奏しています。(2018/09/21 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30090 |