キャロル, トーマス(1975-)
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ロシア、スロヴァキア、ドイツ、そしてユダヤの血をひき、メニューインの卓越した弟子として知られるヴァイオリニスト、クチャルスキーによるシューベルト(17979-1828)です。前作のソナタ集(PMR-45)ではピアノのホプキンスとおもに完璧なアンサンブルを披露していましたが、今回は晩年の大作「ピアノ三重奏曲第2番」と、ヴァイオリンをヴィオラに持ち替えての「アルペジョーネ・ソナタ」の2曲を悠然と演奏。伸びやかな音色と表現力が聴きものです。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0047 |
ブラームスの数ある室内楽曲の中でも、めずらしく初稿と改定稿が存在する「ピアノ三重奏曲第1番」。20歳代に書かれた初稿に比べ、改定稿は格段の熟成度を誇るため、現在ではこちらの版を使って演奏することが通例となっています。このアルバムでも改定稿が使用されており、晩年のブラームス作品の持つ重厚な響きを味わうことができるでしょう。もう一つのブリッジの作品は、無調に傾倒していく以前の1907年頃の作品で、後期ロマン派風の響きを持つ美しい作品です。ピアニスト、作曲家として名高いヨー・ヒュンキを中心としたザンブリツキとキャロルの3人によるアンサンブルは、各々の個性を生かしながらも、密度の濃い演奏を聴かせています。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0076 |
トーマス・キャロルはハインリヒ・シフに学んだチェリストで近年指揮者としても活躍しています。彼が演奏するこのアルバムはウィーン古典派を代表する三人の作曲家のチェロ作品集(厳密にいえばシューベルトは違いますが)です。ブラームスから時代を遡り、シューベルト、ベートーヴェンへと時代背景を浮かび上がらせながら、的確な表現とメランコリックな感覚を程良くブレンド、香り高きウィーンを味わわせてくれます。ブラームスでの華麗なパッセージ、シューベルトの感傷的なアダージョ、そしてベートーヴェンのドラマティックな展開はとてもスリリングです。また、ピアノを演奏するウィリアムズの美しいタッチと表現がチェロの美音と溶けあう様は、背筋がぞくぞくするほどに感動的です。(2011/09/14 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100016 |