ハンセン, ヨハンネス・ソー
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作曲家のノーエントフト(1957-)は、コペンハーゲン王立音楽アカデミーでネアホルムとアブラハムセンに作曲を学び、活動の初期は、「相対する要素を併置することで生まれる響き」を追求していたと言います。しかし1990年代には自らの作風を省みて、「穏やかさをもったメロディ」を用いて多面的な表現する方向を模索しているといいます。このアルバムにはそんな彼の様々な年代の作品を収録。確かに「大聖堂」での茫洋たるメロディと、「囚われた光」でのメロディには大きな違いが感じられます。今世紀に入ってからの作風の変化もとても面白いもの。これは何も考えることなく、この音のシャワーに身を委ねるのがよいのかも知れません。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226577 |
コペンハーゲンで生まれ、スヴェンセンに師事したヘンリクス。やがてベルリンに渡りヨーゼフ・ヨアヒムとヴォルデマール・バルギールの弟子となりヴァイオリニストとしてデビュー、作曲家としても数多くの作品を残しています。このアルバムは彼が最も得意としたヴァイオリンのために書かれた小品集で、各々親しみやすいタイトルが付されたサロン風の作品を楽しむことができます。なかでも「クライネ・ブンテ・ライエ(多彩な小品集)はストーリー性を持つロマンティックな小品で構成されており、中でも「蚊の踊り」はヘンリクスの代表作として知られています。(2019/06/21 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226151 |
ホルンボーのヴァイオリン作品全集の登場です。3曲のヴァイオリン・ソナタを中心にして、他に一握りの小品を含んだこの曲集は、彼の長い経歴のほぼ全域をカヴァーしています。彼の音楽の根底には、彼が影響を受けたバルカン諸国とトランシルヴァニアの民謡や、デンマークの伝統音楽があり、現代的な感覚の中にそれらの鄙びた響きが見え隠れするのがたまらない魅力となっています。「ハイドゥク」とは17世紀から19世紀頃のバルカン半島を席巻した無法者、追いはぎ、または自由の闘士の総称。自由で荒々しい盗賊たちを見事に音で描いています。(2009/10/28 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226063 |
デンマークの作曲家クヌドーゲ・リーサゲル(クヌーズオーエ・リスエア)は、父親の仕事の関係(セメント工場を経営していた)でエストニアのポルト・クンダで生まれました。その後、家族とともに帰国し、コペンハーゲン大学で政治学を学びます。同時に音楽理論も学び、大学卒業後はパリへ留学、ルーセルの弟子となります。当時の音楽を広範囲に学び1925年に帰国しますが、そのまま財務省に入省し、25年間公務員として働きます。音楽家としては、独自の作風を創り上げるまでには至りませんでしたが、彼は優れたヴァイオリニストであり、ここに収録された作品のほとんどは、彼自身のために書かれたもので、初期の習作から成熟した新古典派的な作品まで、この作曲家の音楽的発展を垣間見ることができるのではないでしょうか。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220594 |
コペンハーゲン生まれの作曲家ローステズは、最初は金物細工の職人として働いていましたが、ドイツのヴィースブルクでその地の音楽と出合い、音楽家として生活することを決意します。そこでまず、コペンハーゲンでオルガンを学び、ライプツィヒに行き、マックス・レーガーに作曲を師事したのです。この時のレーガーからの影響が特に大きかったのか、1925年にはコペンハーゲンでバッハ協会を設立し、またコンサート・オルガニストとして活発に活動することになります。この無伴奏ソナタは、彼がライプツィヒからオーデンセに戻ったころに書かれた一連の作品で、簡潔ながらも鋭い音に満ちたており、レーガーを通じて浸透したであろうバッハの精神を受け継ぐ高潔な曲として評価されるのではないでしょうか。(2011/04/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220563 |