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カレウェ, メアリー

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    SOUNDS OF THE 60'S

    1960年代のロンドンでは“Swinging Sixties”と呼ばれるストリート・カルチャーが全盛を誇っていました。日本にもやってきたミニスカートや、サイケデリック・アートをはじめ、「ツィギー」や「ビートルズ」、「ヴィダル・サスーン」などがキーワードであり、流行の最先端を探求する若者たちが挙って流行に身を投じたのです。そんな時代のヒット曲を、ロイヤル・フィルの華麗な音色でカバーしたのがこの1枚。トラック13の「テレビ主題歌メドレー」では、サンダーバード、ミッション・インポッシブル、アベンジャーズ、スタートレックの最初のシリーズの音楽が入っていたりと、この時代を知らない人でも強く興味をそそられる内容になっています。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Royal Philharmonic Orchestra
    カタログ番号:RPOSP055

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    愛とロマンスのスタンダード・ソング(ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ)

    映画音楽、ミュージカル、ジャズなど1930-50年代に書かれたスタンダード・ナンバーを、ロンドン出身のアレンジャー・指揮者リチャード・バルカムが美しいオーケストラ伴奏付きの歌曲にアレンジ。言葉と音楽の完璧な融合が作品を更に引き立てています。カール・ジェンキンス作品やミュージカルの歌手として活躍するメアリー・カレウェの澄んだ歌声と、同じくイギリスで活躍するグレアム・ビックリーの甘い歌声も聴きどころです。【リチャード・バルカム】1955年イギリス生まれ。ギルドホール音楽演劇学校でピアノとヴァイオリンを学び、1976年に学位を取得、BBCコンサート・オーケストラとともBBCラジオ2の看板番組「Friday Night Is Music Night」に出演、さまざまな音楽を聴き手に届けています。(2021/10/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574258

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    アバフォニック(カレウェ/R. ジョーンズ/ロイヤル・フィル/M. フリーマン)

    ABBAの名曲に、瀟洒なオーケストラのひねりを加えたゴージャスなアルバムです。フルオーケストラの重厚なサウンドと、ノリノリでエキサイティングなリズムが融合すると、こんなにクールな音楽になるのです!夏風を受けながらのドライブにもぴったり。2011年のロイヤル・アルバート・ホールでの同じアーティストによる「アバフォニック」公演は大盛況だったそうです。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Royal Philharmonic Orchestra
    カタログ番号:RPOSP029

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    バリー/ヴァイル/デューク/ホレンダー/カワード/バーバー/ヴァイン/ボルコム:声楽作品集(カレウェ)

    「人生はキャバレーである」と誰かが言ったとか。その逆もまた真なり。キャバレーは人生です。そもそもキャバレーとは、ダンスやコメディショーなどを演じることができる舞台のあるレストランやナイトクラブのことであり、19世紀のフランスには伝説的な名店「シャ・ノワール(黒猫)」に夜な夜な芸術家たちがたむろしていました。そこでは人々は知的な会話と美味しいお酒を楽しみ、揺蕩うパイプの煙の中を、美しい女性たちがきわどい姿で踊るという、まさに夢と頽廃の世界が繰り広げられていたのです。このアルバムには20世紀のほぼ全域に渡る時代のキャバレー・ソングが収録されています。もちろん作曲家の国籍も多彩ですが、どの曲にも夜の妖しい雰囲気がもれなく感じられます。カレウェのソプラノは澄み切った響きと思いがけない官能性に満ちた声であり、一度聴いたら思わず釘付けになるほどの魅力に溢れています。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100021

  • ベスト・オブ・ボンド(ロイヤル・フィル/デイヴィス)

    (2017/01/25 発売)

    レーベル名:Royal Philharmonic Orchestra
    カタログ番号:RPOSP017

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    マックスウェル・デイヴィス:歌劇「復活」(ジョーンズ/ロブソン/ヒル/ジェンキンス/BBCフィル/マックスウェル・デイヴィス)

    この作品は、マクスウェル・ディヴィス(1934-)がプリンストン大学で学んでいた1960年代から着想されていたものです。しかしそれは結局1980年代まで実現することはなく、最終的に完成、上演されたのは1987年ドイツのダルムシュタットでした。作品はさすがに彼らしく、様々な要素が内包されていて、とても一言では言い尽くせません。まさに「暴力的な多様性」を秘めた作品です。登場人物だけを取り上げてみても異様です。何しろ、テレビ広告の声や、ロック・バンドまで登場するのですから。手術台に載せられ脳の手術を受けた英雄は、その痛みや不快感をナンセンスな歌で外科医に伝え、救世主の復活はテレビコマーシャルで伝えられます。英雄は等身大の人形で、家族の中の母の役割ははカウンターテナーが受け持ちます。随所に猫の歌が挿入され、様々な楽器は調子はずれの曲を流し続けます。雑多なものが詰め込まれている風を装いながら、実は社会への痛烈な批判が込められているあたりが、この作曲家のすごいところでしょう。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660359-60

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    ロジャース:ヴェリー・ベスト・オブ・ロジャース・アンド・ハマースタイン(ファーマン)

    作曲家、リチャード・ロジャースと作詞家、オスカー・ハマースタインのコンビによる数々の名ミュージカルから集めたとびきりの歌集です。2011年に行われたライブ録音で、歌っているのはイギリスが誇るソプラノ、カレウェで、彼女はミュージカルだけでなく、キャバレー・ソングや演劇など幅広く「現代の音楽」を手掛けていて、録音でもひっぱりだこの若手です。声に独特の響きがあり、これがまた独特の味わいを出しているといえましょう。指揮者のファーマンはイギリスにおける最高のミュージカル指揮者で、エビータ、キャッツ、シカゴ、オペラ座の怪人など数多くの名作を制作から手掛け、世に送り出しています。心から幸せになれそうな1枚です。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Royal Philharmonic Orchestra
    カタログ番号:RPOSP032