ウェスト, ジェレミー
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クレモナ出身のマルカントニオ・インジェニェーリはイタリア後期ルネサンス音楽の作曲家。現在ではその作品よりもモンテヴェルディの師として知られています。幼少期にヴェローナの教会合唱団で歌い、パルマのチプリアーノ・デ・ローレに師事、後にクレモナ大聖堂の楽長に就任したとされています。彼の作品は500年近くも顧みられることがありませんでしたが、1960年代に楽譜が発見されたことで研究が進んでいます。このアルバムには聖週間と復活祭のための一連の作品を収録。アルバムの中心となるのは複雑な対位法と複合唱(polychoral)を駆使したパロディ・ミサ「味わいてみよ」で、巨匠として当時尊敬を集めていたであろう彼の力量が十二分に発揮されています。指揮者のガレス・ウィルソンはスコットランド出身。優れたオルガニストでもあり、古楽作品の演奏で広く知られています。(2024/03/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0716 |
モンテヴェルディの師として知られるイタリア・ルネサンス後期の作曲家インジェニェーリは、複雑な対位法を駆使した複合唱(polychoral)様式の音楽で生前高い評価を得ていました。それはバロックへの移行前夜、洗練の極みに達していたルネサンス多声音楽の姿を示すものです。インジェニェーリ作品の演奏に熱意を注ぐガレス・ウィルソンとケンブリッジ・ガートン・カレッジ合唱団による第3集では、ルネサンス時代に大ヒットしたシャンソン「シュザンヌはある日」を定旋律とするミサ曲と二重合唱用のモテットを収録。アルバム中6曲を古楽器の管楽アンサンブルで演奏することでサウンドに変化をつけています。(2023/05/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0677 |
1953年、ロンドン北部のハムステッドで生まれたティモシー・ロバーツ。ケンプリッジ大学で学び、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で古楽と鍵盤音楽を学びました。以降、英国の古楽シーンで鍵盤奏者として活躍、チェンバロ、オルガン、フォルテピアノ、クラヴィコードのソロリサイタルに加えて、ガブリエリ・コンソートやヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ・アンド・コルネッツなどのアンサンブルに参加、幅広く活躍しています。彼は最近、作曲家としての活動も増やしており、自身の得意分野であるバロック音楽の要素を取り入れたユニークな作品を発表、どれも高く評価されています。このCD収録曲にも、バロック音楽を元ネタにした作品や、バロック風にアレンジしたパロディ的作品があり、古楽ファンにはことのほか楽しめるサウンドになっています。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0641 |