ニールセン, トルステン
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交響曲や協奏曲など、大規模な作品で知られるデンマークの作曲家ニールセン。しかし、彼の作品リストを詳細に眺めてみると、室内楽や合唱作品などあらゆるジャンルに名曲が存在することに気がつくのではないでしょうか?このアルバムに収録されたオルガン曲は、合唱団とともに演奏するための平易な作品から、彼の最後の作品である「コムモーティオ(心の震えの意味)」まで、本当に多彩な表情を持っています。中でも、1931年に完成された長大で神秘的な「コムモーティオ」はニールセンの創作技術の結晶とも言える内容を持ち、1913年頃から彼がずっと温めてきた「オルガン作品への構想と、内なる衝動」が昇華されたというニールセンにとっても自信作となった1曲です。コペンハーゲンのNikolaj Kunsthal教会のオルガンは、一度は1795年に焼失するも、20世紀初頭に再建されたデンマークを代表する楽器であり、ロマン派の作品を演奏するにふさわしい音色を備えています。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220635 |
後期ルネサンスのフランドル楽派を代表するオルランドゥス・ラッスス(オルランド・ディ・ラッソ)。16世紀、最も影響力を持った作曲家であり、バロック時代以降にもその影響力が及んだとされるほどの業績を残した人です。ラッススは4つの福音書による全ての応唱受難曲を残しており、その中でも最初に出版された「マタイ受難曲」は素晴らしい傑作とされています。もちろんJ.S.バッハの作品とは雰囲気が全く違いますが、歌われている内容は同じであり、イエスの受難の物語は福音史家によって、淡々と歌われ、それに合唱が応えるという形です。1575年にミュンヘンで出版されてから、1586年にはパリで印刷されたという記録も残っており、当時の人気の高さがうかがわれます。ルネサンス期の作品を研究するホルテンは、当時の礼拝の慣例に従いこの「マタイ」の曲中にもいくつかのモテットを挿入することで、16世紀当時の礼拝場面を再現しています。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573840 |