デンブスキ, ドミニク
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ポーランドの作曲家でワルシャワ音楽院の設立者ヨーゼフ・エルスネル(エルスナー)。ヴァイオリン奏者として活躍したのち、ルヴフ劇場の楽長を経て、1799年から1824年までワルシャワ国立劇場で指揮者を務めるとともに、ポーランド語のオペラを38曲作曲し自身の指揮で初演しました。ワルシャワ時代のショパンの師でもあり、彼に音楽理論と作曲を教えたことも広く知られています。作曲家としてはオペラのほかに、8曲の交響曲やミサ曲、オラトリオ、数多くの室内楽作品を残しました。このアルバムに収録されているのは、世界初録音となる3曲の弦楽四重奏曲。ハイドンが確立し、1780年代の終わりに流行していた弦楽四重奏曲の形式を、ポーランドの伝統音楽にいち早く取り入れたこれらの作品は、ハプスブルク家で紹介されたとされる彼の出世作であり、17世紀から18世紀の変わり目のポーランドの音楽文化を窺い知ることができる貴重な録音です。(2021/04/09 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD279 |