アメリカ空軍バンド
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どこから見ても、至るところ全てがカッコいいこのアルバム、演奏しているのはおなじみアメリカ空軍バンドです。曲のどれもが「自由自在に飛び回ること」をテーマとしていて、それは上空であったり、天空であったり、時には時間までをも超越していたりします。冒頭のトラック「タイム・トラベルズ」を作曲したのは、バンドのチーフ・アレンジャーで空軍のSenior Master Sergeant(上級曹長)の位にあるロバート・サーストン。この曲は彼の師であるフロリダ州立大学のジェームズ・クロフト博士の死を悼むために書かれました。哀しみよりも希望が感じられる美しい作品です。「コール・オブ・ザ・チャンピオンズ」は2002年のソルトレイクシティ冬季オリンピックのテーマ曲で、限界に挑戦する厳しさと美しさを表現した音楽でもあります。その他の作品もどれも素晴らしいのですが、何より最後に置かれた「惑星」からの3曲が絶妙です。(2015/04/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573405 |
吹奏楽の分野では"知らぬ者のない"アイラ・ハーシェン(1948-)。アメリカで最も人気を誇り、また成功した名アレンジャーの一人です。彼は「トイ・ストーリー」や「スコーピオン・キング」などのハリウッド映画の名曲をバンドようにアレンジしたり、スーザの色とりどりのマーチを自由に構築し、驚くばかりの楽しさで聴かせる「J.P.スーザの主題による交響曲」(トラック2-5)を作り上げたり、と、ユニークな創作活動を行っています。この「交響曲」(とは言え吹奏楽の編成で書かれていますが)がとても面白いのです。おなじみのスーザのメロディが手を変え、品を変え現れては消えていくのですが、この過程の楽しいことと言ったら。まるで映画音楽ばりの壮大な世界観と、ひねった響き、そして何よりスーザのメロディの素晴らしさを再確認できるという、なんとも凄い1曲です。「ショウほど素敵な商売はない」のアレンジにも思わず笑ってしまうかも。(2013/05/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573041 |