ネアトルプ, マレーネ
Search results:6 件 見つかりました。
ミカラ・ペトリとデンマーク国立声楽アンサンブルのコラボレーション・アルバム第2弾。最初のアルバム(6.220605)ではプラウリニュシュ作曲の「ナイチンゲール」などストーリー性に富んだ曲集でしたが、今回はデンマークの原点に立ち返り、民俗的な旋律を用いた合唱作品集となっています。デンマークの人々の心を反映した歌はどれも静かな雰囲気を湛えた魅力的なものですが、そこに合いの手を入れるペトリの演奏がまた見事。ある時はぴったりと装うかと思えば、ある時はまるで鳥のさえずりのように自由な音型を奏でてみたり。と変幻自在です。合唱とリコーダーがこんなにも溶け合うとは…。新感覚の1枚です。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :8.226907 |
巷に溢れるクリスマス物のCD、たまには当盤のような変わり種はいかが?耳慣れない曲ばかりでも、この内容は素晴らしい、まずデンマークの小規模合唱団ムジカ・フィクタの演奏が特筆物なのです。至純のハーモニーとは、こんな演奏のことを言うのでしょう。収録曲の詞は、グロントヴィ、インゲマン、アンデルセンら、旋律の作曲者はニールセン、ランゲ=ミュラー、ガーデ、ハルトマンらで、いずれもデンマークを代表する芸術家です。合唱用編曲の多くは作曲家でもある指揮のホルテンが担当、ごく素直な編曲が原曲の持ち味を生かしています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554627 |
【ニールセン、幻の名作がヴェールを脱ぐ!】ニールセンによるフルートのレパートリーとして馴染みの深い「霧が晴れていく」、「子供たちが遊んでいる」を含む劇音楽《母》。しかしその全曲の楽譜が出版されたのは2007年のことであり、今回のアルバムで初めてその全貌が現代に明らかにされます。作曲は1920年。かつてデンマーク王に属したシュレースヴィヒ公国の北部にあたるユトランド半島南部が、第一次世界大戦終結によるドイツ撤退後、国民投票によりデンマーク領に復帰した記念に書かれました。ヘルゲ・ローデの脚本による物語は、デンマークを表す「母」と、復帰した地域を表す「息子」によるおとぎ話のような内容。ここにニールセンはデンマークの古謡や、大戦に参加した国々の国歌などを引用する美しくも愛国的な曲作りで、20世紀前半のデンマークで最も重要であったとされる出来事に花を添えました。有名なフルートとハープによる「霧が晴れていく」に代表されるように、室内楽編成の楽曲も多く含みますが、ラストは管弦楽と合唱による壮麗な楽想で結ばれています。演奏は作曲家の故国デンマークの演奏家たちと、かつてのシュレースヴィヒ公国からドイツに残った地域の出身である指揮者デルフス。歴史の中での大きな和解も感じさせる、意義深いアルバムと言えるでしょう。(2020/07/10 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
---|---|
カタログ番号 | :6.220648 |
女性作曲家、演奏家が注目されはじめたのは20世紀になってから。それまでは、よほどの事がない限り、どんなに才能があった女性がいたとしても、その才能は過小評価され、埋もれてしまったのです。特に中世は教会でも俗世でも男性が中心。女性が活躍する場はほとんど与えられていませんでした。しかし、ノートルダムの宗教曲レパートリーにも、吟遊詩人たちの歌の中にも女声にふさわしいものが数多くありましたし、歌詞の内容も女性たちの切実な願望が隠されているものがたくさんあるのです。そうです!女性たちが歌っていなかったはずはありません。通常耳にする男性の裏声とは違う、切れ味鋭い女声のアンサンブルは、体の芯を心地良く刺激してくれるでしょう。(2009/12/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572265 |
毎年、「聖なる日」クリスマスのために数多くのCDがリリースされます。このアルバムは、リコーダーの女王ミカラ・ペトリがデンマークの名アレンジャー、ミカエル・ボィエセンに「合唱とリコーダー」で演奏できるクリスマスキャロルの編曲を依頼したもので、親しみやすいハーモニーに絶妙に溶け込む郷愁溢れるリコーダーの響きが、クリスマスを一層華やかで神秘的なものにしてくれるかのようです。一味違うクリスマスを過ごしたい人にぴったりの1枚です。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :6.220615 |