クルパ, アルカディウシュ
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ポーランドに生まれ、クラクフとワルシャワで学んだパレステル。積極的に政治的発言を行った彼は第二次大戦中には一時投獄されるものの、1940年代後半にはポーランドで最も偉大な作曲家の一人と目されていました。しかしその後共産党政府と対立して追放され、パリに移住します。彼の作品がポーランドで再評価されるのは1970年代も後半になってからのことでした。12音技法などを消化した個性的な作風で知られます。ワルシャワ大学財団と同大学図書館の協力による製作されたアルバム。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :RecArt |
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カタログ番号 | :RecArt0030 |
20世紀を股にかけて活躍した巨匠・ルトスワフスキは様々なスタイルによる作品を遺しています。「ダンス・プレリュード」では、バルトークを思わせるような民謡風の楽想が展開されていますが、トラックが一つ進んで二重協奏曲になると、突如として弦楽器のカオス的運動が耳に飛び込んできます。独奏楽器であるオーボエとハープ、そしてバックの室内管弦楽とも技巧を尽くした書法で、所謂ゲンダイオンガク風の緊張感ある響きをたっぷり楽しめます。一方計8曲の「子供の歌」は、前衛が弾圧された時代の産物とはいえ、その優しく感動的な響きからは、この作曲家のまた別の横顔がのぞいていると申せましょう。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555763 |