クヴィアトコウスキ, ラファウ
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ジャンルを超えて愛されるペンデレツキ。とりわけチェロ協奏曲は多くのファンを獲得しています。今回ソリストの一人として登場するフィンランドの名手アルト・ノラスは作曲家の指揮で協奏曲を録音したこともあるほどペンデレツキに造詣の深い人。このアルバムでも素晴らしい音を聴かせます。特に2003年の作品である「ラルゴ」での冒頭、無伴奏で歌われる嘆きの歌は絶品です。合奏協奏曲では3本のチェロによるうねるような音の絡みがたまりません。良く知られる1964年の「ソナタ」も新鮮な味わいを有しています。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570509 |
20世紀を股にかけて活躍した巨匠・ルトスワフスキは様々なスタイルによる作品を遺しています。「ダンス・プレリュード」では、バルトークを思わせるような民謡風の楽想が展開されていますが、トラックが一つ進んで二重協奏曲になると、突如として弦楽器のカオス的運動が耳に飛び込んできます。独奏楽器であるオーボエとハープ、そしてバックの室内管弦楽とも技巧を尽くした書法で、所謂ゲンダイオンガク風の緊張感ある響きをたっぷり楽しめます。一方計8曲の「子供の歌」は、前衛が弾圧された時代の産物とはいえ、その優しく感動的な響きからは、この作曲家のまた別の横顔がのぞいていると申せましょう。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555763 |