ノラス, アルト(1942-)
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アリウス・サッリネン(1935-)はフィンランドの作曲家です。彼の作品は現代にあっても、調性感を失うことなく、抒情性を追求しながら新しいセンスを盛り込んだもので、不思議な親しみやすさがあるものです。彼は特にチェロの音色を愛していて、室内楽作品には、かなりの割合でチェロの音色が使われています。このアルバムの3つの作品もチェロが含まれており、彼のチェロに対する思いが伝わるのではないでしょうか。ここでキーとなるチェロを演奏しているのは名手アルト・ノラス。時には優しく、時には劇的にサッリネンの世界を表現しています。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777814-2 |
ジャンルを超えて愛されるペンデレツキ。とりわけチェロ協奏曲は多くのファンを獲得しています。今回ソリストの一人として登場するフィンランドの名手アルト・ノラスは作曲家の指揮で協奏曲を録音したこともあるほどペンデレツキに造詣の深い人。このアルバムでも素晴らしい音を聴かせます。特に2003年の作品である「ラルゴ」での冒頭、無伴奏で歌われる嘆きの歌は絶品です。合奏協奏曲では3本のチェロによるうねるような音の絡みがたまりません。良く知られる1964年の「ソナタ」も新鮮な味わいを有しています。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570509 |
前衛の旗手として頭角を現してから現在に至るまで、世界的作曲家として活躍するポーランドのペンデレツキ。20世紀の最終年に書かれた「六重奏曲」は全曲で30分を超える力作で、動的な第1楽章と思索的な第2楽章と共に、作曲者の力量がものの見事に発揮されています。ロストロポーヴィチに献呈された無伴奏チェロのための「ディヴェルティメント」は、当盤では現代音楽得意の世界的チェリスト、ノラスが弾いているのも注目。他の収録曲は、いずれもクラリネットのための作品で、20世紀音楽として貴重なもの。耳がついていかない、なんてことはありません。室内楽ファンに広くお薦めします。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557052 |
1970年韓国生まれの作曲家、リュウ・ジェジュンは、フィンランドで開催された「ナーンタリ音楽祭」とドイツで開催された「メクレンブルク音楽祭」に招待され、またアスタナで開催された国際ヴァイオリン・コンクールでのレジデンズ・コンポーザー、審査を務めるなど世界的に評価されています。2009年から2010年はソウル国際音楽祭の芸術監督、2011年から2012年はポーランドのゴジュフ・フィルハーモニー管弦楽団の作曲家も勤めています。このアルバムは2016年、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の70周年を祝して収録されたもので、チェロ協奏曲は名手アルト・ノラス、マリンバ協奏曲はジューン・ハンのために書かれ、この演奏会で初演が行われ、2人の演奏はどちらも大絶賛されました。マリンバ協奏曲の第2楽章は、2014年の「セウォル号」転覆事故の追悼でもあり、300人を超える事故の犠牲者に捧げられています。ロイヤル・フィルハーモニーの終身副指揮者ノヴァークによる演奏です。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :Royal Philharmonic Orchestra |
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カタログ番号 | :RPOSP056 |