フェルナンデス, フランソワ(1960-)
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前半の6曲(8.557165)に引き続く完結編です。コレルリはすぐれたヴァイオリニストでありましたが、彼の作品に見られるヴァイオリン語法は、物理的に多くの音を詰め込んだり、高い音域に駆け上ることよりも、自然に語らしめることに重きが置かれています。とりわけ豊かな装飾を施されながら連綿と歌い上げられる、緩徐楽章の情緒豊かさには定評があるといえましょう。またフォリアの主題による変奏曲の形をとる第12番は、コレルリの最も有名な作品の一つですが、同時にあまたあるこの主題を用いた楽曲(フレスコバルディ、ヴィヴァルディ、リスト、ラフマニノフ等)の中でも、最も名高いものとなっています。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557799 |
第5巻では、ヘンデルとコレッリのソナタを学びましょう。「ラ・フォリア」とはイベリア半島起源の舞曲です。もともとの意味は「狂気」や「常軌を逸した」というようなもので、とても騒がしい曲であったようですが、時代とともに洗練され、17世紀では、憂いを帯びたメロディを次々に変奏していく曲として定着しました。とりわけ、このコレッリの曲は名曲として知られています。このメロディは、後にラフマニノフが自らのピアノ曲でも用いたものです。鈴木版は、少しだけ演奏し易くしてあるものの、曲の持つイメージを損なうことなく、やはり演奏する喜びに溢れたものとなっています。ヘンデルのソナタは原曲のまま。高い芸術性とテクニックが求められます。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572382 |
フランス17世紀の前半と後半をつなぐ重要作曲家、ベルギー出身のデュモンがアルト音域のために書いたプティ・モテ(独唱モテット)の数々。1988年に惜しまれつつ早逝したフランスのカウンターテナー歌手アンリ・ルドロワが、こちらも絶大なカリスマ的人気を誇ったジェラール・レーヌと録音したこのアルバムは、フランス古楽に注目が集まりはじめた時流に乗って大いに存在感を発揮、ロングセラーとなりました。オルガンには名手フォクルールが加わっているのも今からすると実に贅沢です。リチェルカール・コンソート躍進期の魅力が詰まったフランス音楽アルバムです。(2020/03/27 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC147 |