デ・ハーン, ジョン
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多民族の移民国家であるアメリカのクラシック音楽は、当然のことながら様々な要素、すなわちロマン派や印象派といったヨーロッパのクラシック音楽に加え、ジャズやポピュラー音楽、あるいは黒人霊歌やラテン音楽の影響などが反映され、人種ならぬ音楽種の坩堝といった様相を呈しています。NAXOSのアメリカン・クラシックス・シリーズでは、そんなアメリカ音楽を多角的に取り上げてきましたが、その中からハイライトともいうべき楽曲を、なるべくバラエティーに富ませてピックアップしてみました。特に当シリーズが初めてという方には、結構意表を突く出会いがあるかもしれません!(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559200 |
ブルーベックは、もちろん押しも押されぬジャズの大御所ですが、彼は師であるダリウス・ミヨーの影響も受けてか、ジャズとクラシックの融合を作曲で試みています。ここに聴く歌曲集には、作曲者の優れた感性のおかげで、想像を大きく上回る成果があるのです。冒頭「オール・マイ・ラヴ」から暫くは、期待通りのジャジーなテイストのソングが続きます。作曲者自身が弾く「ゼアル・ビー・ノー・トゥモロー」の長いピアノ前奏なども聴き逃せません。「タオ」はピアノ無しのアカペラという意欲作。「ドリーム・ダスト/ホールド・ファスト・トゥ・ドリームス」などは十二音技法まで取り入れます。ノスタルジックなメロディーの「ワンス・ホエン・アイ・ワズ・ベリー・ヤング」で締め括ります。素直に酔いしれることができる、珠玉のソングたちをお届けします。(2005/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559220 |
生粋のニューヨーカーで、知る人ぞ知る映画音楽の大家モロス。早熟だった彼が「フランキーとジョニー」を作曲の素材として意識したのは何と12歳の頃。その後、コープランドの推薦で作曲に指名され、バレエ音楽として完成させたのです。2も20歳前の作品で、アイヴズ、カウエルといった先輩作曲家や、ジャズの影響を受けています。「ウィリー・ザ・ウイーパー」は作曲者の定義によれば"バレエ・バラード"と言う、歌と踊りの結合体。当盤の演奏家たちはメチャウマというわけではなく、特に合唱団の普通っぽさは独特の味。これもアメリカの音楽シーンの一つなのでしょう。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559086 |