ラスカーロ, ファニータ
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(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC015 |
バロック中期のヴェネツィア楽派を代表する歌劇作曲家チェスティの出世作《オロンテーア》の登場。1656年にインスブルックで作曲され、ヴェネツィアで初演、カヴァッリの《ジャゾーネ》と並ぶ人気を誇り、17世紀後半の最も成功した喜劇として知られています。当時主流であった「お国騒動」を描いた内容で、賢人クレオンテが勧める結婚を拒むエジプトの女王オロンテーアがひょんなことから若い画家アリドーロを愛するようになります。そのアリドーロを付け狙うジアチンタ、アリドーロに恋心を抱くシランドラ、他の登場人物も巻き込んで大きな騒動となりますが、結局アリドーロは行方知れずだったフェニキアの王子フロリダーノであったことが分かり、全てが丸く収まるというハッピーエンド。アイヴォー・ボルトンのテンポ良い音楽運びに加え、歌手たちの熱唱が話題となった舞台です。(2017/04/28 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC965 |
ハイドン(1732-1809)はその生涯に数多くのオペラを書きました。しかしそのほとんどは彼が仕えていたエステルハーツィ公の館で演奏されるためのものであり、通常の舞台で上演されることはありませんでした。彼の死後、これらの歌劇は忘れられていましたが、ようやく最近になって少しずつ復興の兆しが見えています。このアルバムに収録されている2つのオペラのハイライトは、そんな作品の中でもとりわけ珍しいもの。どちらも主人公の女性が生き生きと描かれています。この演奏はジモーネ・ケルメスや、ライナー・トロストなど名歌手を揃え、血の通ったリアルな人間模様を見せてくれています。ハイドンの音楽の素晴らしさを感じることもできるでしょう。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5255 |
ヴァイグレ&フランクフルト歌劇場の一連の「知られざるオペラ」発掘シリーズの最新作。ドヴォルザークからスメタナ、ヤナーチェクの伝統を引き継ぎ、また新たな風をチェコ音楽に取り入れたボフスラフ・マルティヌー(1890-1959)。新古典派の作風に基づき、11曲の歌劇を含む、驚くほど数多くの作品を書き上げた作曲家です。この「ジュリエッタ」は1936年から1937年にかけて書かれた作品で、主人公のミシェルと、彼の過去の想い人「ジュリエッタ』を巡る物語です。コルンゴルトの「死の都」のように夢と現実が交錯する幻想的なお話は哀しい結末を見るものの、聞き手の心にも強く訴えかけるでしょう。ミシェル役のカート・ストレイトと、ジュリエッタ役のファニータ・ラスカーロの存在感ある歌唱もさることながら、数多くの人物が現れては消えて行く場面も印象的。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC966 |
最近「指輪」全曲を完成させたヴァイグレとフランクフルト歌劇場が次に取り組んだのは、ワーグナー(1813-1883)の初期作品である「妖精」全曲です。カルロ・ゴッツィの原作「へび女」と「からワーグナー自らが台本を作成し1833年から34年にかけて書き上げた大作で、中世の架空の国トラモントで起きた若き王子アリンダルと妖精アーダの物語で、アリンダルが“禁断の質問”をしてしまったために、2人に様々な苦難が降りかかるというお話。先人であるマルシュナー、ウェーバー、メンデルスゾーンなどの影響が強く感じられますが、やはりワーグナーらしく、彼が生涯を通じて追求した「愛、禁じられた質問、救済」の原型があり、また音楽的にもローエングリンを思わせるメロディがあったりと、多少冗長ではありますがなかなか興味深いものです。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC940 |