グビッシュ, ノラ
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(2012/03/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0020 |
リシャール・デュビュニョンはローザンヌ生まれの作曲家。80曲以上の作品が世界中で演奏され、2014年にスイスの「Swiss Prix Culturel Vaudois」を獲得するなど高く評価されています。ニューヨーク・タイムズ紙が“現代的感覚に牽引された遊び心”と評するなど、彼の作品はとてもユニークで、ドイツ音楽の複雑な構造と、メシアンにも似たカラフルなオーケストレーションは、同時代の作曲家の作品の中でも異彩を放つものです。アルバムの冒頭に置かれた「神秘交響曲」は各楽章にタロットカードのシンボルの名が付けられた寓意的な作品で、カードに用いられた色が楽器群に反映され、またカードの番号がリズムパターン、音符の長さに関係するなど、様々な仕掛けが施されています。全曲を演奏しても良いし、このアルバムのように無作為に選曲してもよいという作曲家自身の指定があります。フランスの小説家エーメとコラボレーションした「三部作」、「サリナスの夢」はどちらも革新的なオーケストレーションが用いられ、また劇的な内容を持っています。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573687 |
フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(同姓の作曲家たちと混同せぬよう)は、チェスの歴史上で有数の名人で、ヴォルテールやルソーらとも競技したとか。それにとどまらず彼は天才的芸術家で、歌劇「トム・ジョーンズ」など、時代にもてはやされた舞台音楽を残したのです。当盤では、その歌劇の序曲数曲もお聴きになれますが、目玉はもちろん、ホラティウスの詩などをテキストに使用したオラトリオ「世紀祭の賛歌」。壮麗な序曲のあと、楽想の変化に富んだアリアと合唱が連続し、彼の音楽が当時の聴衆を喜ばせたのも納得の素晴らしさ。滅多に聴けない隠れた名作を、マルゴワールとベンダが率いる秀演でお届けします。(2007/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557593-94 |
まるで巨大な鉄槌を振り下ろすかのように、重々しい打撃音が延々と続くこのフランスの作曲家ランチーノによる「レクイエム」の冒頭。ここを聴いただけで思わず頭を垂れてしまいたくなるような、衝撃的な作品です。20世紀になって書かれたレクイエムは、宗教的な観点よりも、より人間の存在について掘り下げるものが多いのですが、この曲もその一つの形と言えるでしょう。テキストは「めぐりあう朝」の原作者として知られるパスカル・キニャール。彼との3年間に及ぶ共同作業からこの作品が生まれたと言います。彼らは死と永遠の時間について、答えの出ることのない質問を、レクイエムという形式で聴き手に突き付けます。人生というものは「壮大なフレスコ画と神聖な式典」なのでしょうか?それとも・・・。マーラー、ブルックナーで音楽というものを高みに引き上げた名指揮者インバルによる、人間の暗部に光を当てるかのような明晰な演奏です。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572771 |