ラガッツェ四重奏団
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【アメリカと、その陰の歴史に光を当てた弦楽四重奏曲集】オランダの弦楽四重奏団ラガッツェ四重奏団のCHANNEL CLASSICSから8枚目のアルバム。アメリカ初の黒人女性作曲家とされるフローレンス・プライスによる弦楽四重奏曲第2番は、黒人霊歌や初期のジャズの影響がみられるもの。ドヴォルザークの人気曲「アメリカ」は、彼のアメリカ生活中に短期間で書かれたとされ、やはり黒人霊歌や先住民の歌などの影響が顔を出します。アメリカのシンガー・ソングライター、フィドル奏者リアノン・ギデンズによる「At The Purchaser’s Option」は、22歳の女性奴隷とその9か月の赤子をオプションとして売り出す19世紀の広告から着想を得た曲で、「あなたは私の体を奪うことが出来る 骨を奪うことが出来る 血を奪うことが出来る だが、魂までは奪えない」と歌われます。ここで演奏されるのはジャズ・トロンボーン奏者のジェイコブ・ガーチクが、クロノス・クァルテットのために編曲した版。ラガッツェ四重奏団はそれぞれの作品に深く寄り添い、多彩な表情を聴かせています。(2024/03/08 発売)
レーベル名 | :Channel Classics |
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カタログ番号 | :CCS45724 |