サケルマー, トリーン
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現代エストニアを代表する作曲家の一人、トヌ・クルヴィッツ。ロマンティックな曲想と北欧特有の繊細さを併せ持つ彼の作品は高い人気を得ています。このアルバムは、リスト・ヨーストとエストニア・フィルハーモニー室内合唱団、タリン室内管現楽団による合唱三部作の最後を飾るもの。前2作「ムーアランドのエレジー」(ODE-1306)「あなたは光と朝」(ODE-1363)に続くこの「翼の音」は、三部作の中でも最も明るく光を放つ作品であると作曲家自身が語っています。作品が捧げられたアメリア・イアハートは作品が捧げられたアメリア・イアハートは、1932年女性として初めての大西洋単独横断飛行を成功させた飛行士。1937年には赤道上世界一周に挑戦しましたが、南太平洋上で消息を絶ちました。作品ではオーケストラや合唱団が風を思わせるイメージを奏で、独奏ヴィオラが彼女とともに消息を絶った赤い飛行機「ロッキード・エレクトラ10E」を上下に揺れるモティーフやフラジョレットで表現、全編において「空を飛ぶこと、夢を見ること、その勇気」が讃えられています。「Puhapaevasoov 日曜日の願い」は2020年に書かれた合唱曲を2022年にアレンジ、2023年7月開催予定の「The Estonian Youth Dance and Song Festival」で演奏されることが決まっている美しい愛の歌です。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1417-2 |