ソシエテ・リュネール
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【典雅なロココの響きを、精妙な古楽器演奏で堪能】1770年にフランス王室に迎えられたマリー=アントワネットが、故郷ウィーンでも愛されていたハープを好んだことはよく知られていますが、このアルバムではそんな1770年代のパリで出版された弦楽器とのアンサンブル作品を聴くことができます。作曲者ゴドシャルルはフランス語圏の都ブリュッセルの宮廷や市内の教会で活躍したヴァイオリン奏者。1772年にブリュッセルを訪れた英国人音楽家チャールズ・バーニーは、ゴドシャルルがハープ奏者と共演した場に居合わせた証言を残しています。ハープを主役としつつ豊かなアンサンブルを味わえるこの四重奏編成は、音楽史を通じてかなり珍しいと言ってよいでしょう。モーツァルトやクルンプホルツの有名な協奏曲群と同時期のこの曲集を見出したソシエテ・リュネールはドイツ最前線の古楽器奏者たちが集うアンサンブルで、ここではエラールによるダブルアクションペダルが特許認可されるより前、マリー=アントワネット妃の生前に評判を得ていたパリの名ハープ工房ルノー&シャトランのモデルに基づく再現楽器を使用。バロック・ヴァイオリン奏者としても長く活躍してきた録音技師ライナー・アルントによる入念なエンジニアリングにより、失われたロココの響きがみずみずしく現代に蘇ります。(2023/11/10 発売)
レーベル名 | :Ramee |
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カタログ番号 | :RAM2207 |