ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
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ジョン・マッケイブ(1939-)はリヴァプール生まれの作曲家、ピアニスト、そして指揮者です。日本では比較的ピアニストとしての知名度が高く、1970年代に録音されたハイドンのピアノ・ソナタ全集(DECCA)は、類い稀なる完璧さを誇るコレクションとして人気を獲得したのでした。しかし、彼は7曲の交響曲をはじめ、15曲の協奏曲、その他たくさんのピアノ曲や、舞台音楽など多岐に渡る作品を書いた作曲家でもあります。ピアニストとしては2010年に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を行い、事実上の引退宣言をした彼ですが、ファンはまだまだその活躍を期待しています。このアルバムでは、彼の60年代の作品を中心に収録、なかでも「チューニング」は彼の唯一の「指揮者」としての演奏です。その音楽は素晴らしく有機的で、常に感情豊かであり、時として爆発的なエネルギーを放射するもの。かなり入り組んだ音楽ですが、魅力的な響きを有しています。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571370 |
(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0083 |
メニューインの師エネスコは、彼が10歳の時に弾く「詩曲」を聴いて、30歳のヴァイオリニスト並みの技巧と深き詩情があると賛嘆した、と語り継がれています。時を経て30代半ばで録音した「詩曲」には、技巧の卓越さはもちろん、まごうことなくその狂おしいばかりの詩情はが溢れており、この演奏はメニューインの金字塔の一つと数えても間違いないでしょう。他にまだ10代終わりで収録した2つの協奏曲と「無窮動」は、モーツァルトの品格、パガニーニのめくるめく絢爛さ、ノヴァーチェクにおけるダッシュのすさまじさと、まさに神童の残した奇跡とも言える演奏です。(2007/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111135 |
エジプトのアレキサンドリアでの演奏会で絶賛されたモーツァルトのニ長調、その洗練さと優雅さ。学究肌のイメージが付きまとうシゲティですが、実際の演奏はみずみずしく、品格にあふれるものでした。そしてもう一方のベートーヴェン。これこそ近代ヴァイオリニストが録音に残した演奏の最高峰です。このシゲティ+ワルターのものに勝るものは無いと断言できます。完璧という言葉を演奏に用いることが許されるのならば、この録音にこそ与えられるべき賛辞です。もはや解説など無用。このCDを聴くこと、それがすべてです。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110946 |
ビーチャムの才能を見出され、エルガーとディーリアスの協奏曲の演奏によって名声を築きあげたサモンズは、まさにイギリスが生んだ偉大なヴァイオリニストでした。数人の教師にはつきはしたものの、彼がほとんど独学であったことも驚かされます。にも関わらず、彼のテクニックは申し分なく(傲然たるテクニックを誇るものではなかったにせよ)、その音色の暖かさ・豊かさ、そしてバランス感覚のとれた解釈は、高く評価されました。1927年に入手したゴフリレルというヴァイオリンを使っていたことも、弦楽器ファンの興味を惹くところでしょう。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110957 |
(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0102 |
演奏旅行で移動する列車の中で楽譜を見ただけでその曲の暗譜が出来た、といったエピソードを持つほど、ギーゼキングは最も高い音楽能力を身につけていたピアニストの一人でした。その能力に裏打ちされているようにレパートリーも多彩で、現在高く評価されているモーツァルトはもちろん、バロックからドビュッシー、ラヴェルなどの印象派から近代物まで網羅し、またラフマニノフの協奏曲をいち早く録音したのも彼でした。新即物主義の演奏家と目されてはいますが、ベートーヴェンのスケルツァンドで見せる闊達さや、リストの協奏曲におけるヴィルトゥオージテを聴くと、いかに器が大きいか、単に「即物」ではない多彩な表現力を包括していたピアニストであったかが判ります。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111111 |
実は流布しているイメージよりももっとロマンティックで、名人芸的なモーツァルトの4・5番の協奏曲。本当はもっと古典的で荘重なメンデルスゾーンの協奏曲。作品を鋳型にはめて解釈すると見落とされてしまうこうした面を、ハイフェッツは見逃しませんでした。あくまでも音楽を主体に、己の音をつむぎだすことに専念した彼のこうした姿勢は衒学的に非難されがちですが、この盤に収録されている馴染み深い協奏曲を聴けば、ハイフェッツがいかに偉大なる解釈レベルに達していた演奏家であるか、明確になることでしょう。(2001/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110941 |
(2017/10/20 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-1010 |
(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0088 |