ロン, ビアトリス
Search results:2 件 見つかりました。
これだけオリジナル楽器による演奏が盛んになった時代にあって、バッハと並んで(あるいはそれ以上に)モダン・ピアノによる演奏が好んで行われているのが、スカルラッティの鍵盤ソナタ達です。それは決して理由のないことではなく、作品自体が内包する、鮮やかな転調による豊かな色彩感とか、オクターヴや重音、連打音、急速なパッセージといった高度なヴィルトゥオジティが、様々なタッチや音色の妙を発揮できるモダン・ピアノとよくマッチするためといえましょう。新鋭ベアトリス・ロングによる演奏は、そういったモダン・ピアノによるスカルラッティ演奏の意義を濃厚に感じさせるものとなっています。(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553846 |
生涯の最後の時期には手を引いてしまったジャンルとはいえ、ショパンの甚大なる影響下より作曲活動を開始したスクリャービンにとり、この巨匠が偉大な足跡を残したマズルカは、自身の音楽性を刻印する大切な場所であったに違いありません。どの曲も青年・スクリャービンの青春の詩とでもいうべき、爽やかな抒情が聴くものの胸を打ちます。ショパン風の色が強いもの(といってもサルマネに非ず!)から、ダイナミックで重厚なロシア風ピアニズムが目立つもの、さらには後年のミステリアスな作品群の予兆を感じさせるものまで、ヴァラエティー豊かな23曲の小宇宙をお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553600 |