南西ドイツ放送交響楽団
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オーストリアの作曲家、指揮者カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)は1863年にダンス・オーケストラの指揮者として活動を開始、1893年まで歩兵連隊の楽隊指揮者を務め、1908年オーストリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。彼は70曲の行進曲、120曲を超えるワルツ、約240曲の舞踏曲と24曲の喜歌劇を書いています。最盛期には素晴らしい人気を誇っていたのですが。大戦が始まった頃から創作意欲をなくしてしまい、その上戦時のインフレによって資産を失い、最期は貧困のうちに生涯を閉じてしまった人です。この4枚組はツィーラーの14曲の宝石のような喜歌劇作品からのハイライト集で、本当に心から楽しい音楽を聞いていると、ツィーラーの本格的復興を心待ちにしたくなるのではないでしょうか。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7147 |
2001年生まれの若きピアニスト、ロベルト・ノイマンのデビュー・アルバム。4歳からシュトゥットガルト音楽学校でモニカ・ジュルジュマンに師事、8歳のときにはシュトゥットガルト放送交響楽団でオーケストラ・デビューを果たし、数多くのドイツ国内外の青少年コンクールで優勝するとともに、2017年インターナショナル・クラシック・ミュージック・ディスカバリー・アワードを受賞。各誌で「並外れた才能」「最も有望なピアノの才能の一人」と評されています。このアルバムでは古典派から後期ロマン派までの4人の作曲家の作品を演奏。圧巻は南西ドイツ放送交響楽団をバックに従えたラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」。技巧と音楽性を兼ね備えた確かな才能を確信できる1枚です。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19101CD |
2012年9月28日、南西ドイツ放送の傘下にあるシュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団が統廃合し、誕生した新生「南西ドイツ放送交響楽団」としての初録音となるアルバム。2016年9月、ペーター・エトヴェシュの指揮でオーケストラとしての第1回公演が行われ、その後はケント・ナガノやエッシェンバッハ、クルレンツィスら、錚々たる指揮者たちがオーケストラを指揮しています。このアルバムには1968年に初演のリハーサルが録音されて以来、かつて録音されたことのないヘンツェのオラトリオ「メデューサの筏」が収録されています。実際に起きた海難事故を主題にしたこのオラトリオは、複雑な書法を取りながらも美しい響きに溢れた作品。初演時には大混乱をきたしたというエピソードがありますが、現代では受け入れられやすい音楽です。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19082CD |
【ギル・シャハム初のモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲録音、全集で登場!】名手ギル・シャハムが弾くモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。5曲とも10代のうちに書かれたにもかかわらず、その完成度の高いことで知られています。シャハムにとってモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲の録音は初めてであり、即興的な装飾を絡めながらモーツァルトの流麗な旋律を心ゆくまで歌い上げました。とりわけ高音のハーモニクスでの鳥がさえずるような美しい響きはシャハムの持ち味と言えるでしょう。バックを務めるのはイギリスの名指揮者ニコラス・マギーガン。バロック作品の優れた解釈で知られ、ここでもピリオド奏法を採り入れた闊達な響きをオーケストラから紡ぎ出し、速めのテンポで軽やかなシャハムのヴァイオリンと対話を繰り広げています。シャハムが奏する1699年製のストラディヴァリウス「Countess Polignac=ポリニャック伯爵夫人」の息をのむような艶やかな美音も存分にお楽しみください。(2022/02/11 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19113CD |