Victor Salon Orchestra
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シンフォニック・ジャズ。ジャズの交響楽化。まあ、誰でも思いつきます。が、成功したためしがない。この「クラシックとの融合」というのは、ジャズ屋が陥りがちなエア・ポケットである・・・ことも多い。多分。1960年代には、ガンサー・シュラーやジョン・ルイスが仕掛けてやはり失敗? でもここで録音された1920年代末~30年代初頭の曲。ぜんぜんジャズでないです。(1)は映画音楽。(2)は昭和20年代ラジオドラマの劇伴。(6)の始まりなんか、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲の凄く稚拙な模倣。(7)は予算の少ない二流SF活劇テーマ。というわけで、よく判ったのは、「シンフォニック・ジャズは全てガーシュウィンの影響下」ということ。そう思って聴けば面白い逸品集です。(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120644 |