ウェストファリア・ニュー・フィルハーモニー管弦楽団
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ブルックナーが好きになってくると、どうしても「版」問題が気になってきます。同じ交響曲に複数の版があるらしい、でも違いがよくわからないという人は、相当な音楽愛好家でも結構多いのです。ナクソスは、そんな貴方の味方!当盤では、ワーグナーへの崇拝が高じて書かれ、改訂を繰り返された交響曲第3番の第2稿と第3稿を収録(各楽章の演奏時間の差にご注目ください)。さらに第2稿では、第2楽章の別稿まで網羅(CD1の5)。誠実な演奏とナチュラルなサウンドも掘り出し物で、正に聴かなきゃ損のお買い得アイテムです。なおオリジナルの第1稿はNaxos8.553454でお聴きになれます。(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555928-29 |
よく知られているように、ブルックナーの第9はあくまでも元来が4楽章からなる未完成作品であって、第3楽章で終結することが意図されていたわけではありません。が、問題の第4楽章には、実は相当量の草稿やスケッチが遺されていました。それを元に、可能な限りの学問的正確性を尊重し、第4楽章を再構成した「試み」がここに収められています。たとえブルックナー自身の完成作でなくとも、限りない熱意と愛と誠実さをもってなされた、このような試みを享受することは、知的好奇心の満足に止まらず、音楽的充足感をも与えてくれるものと申せましょう。1992年の出版の後(初演は1991年)、1996年に改訂を加えた版による初録音です。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555933-34 |
Solo Musicaレーベルで、既にいくつかのCDをリリースしている指揮者ハイコ=マティアス・フォルスターは、1966年ドイツ生まれの注目の人です。とりわけ、前作のベートーヴェン交響曲第7番を中心とした1枚は、その斬新な解釈が話題となりました。どちらかというと近現代作品が得意な人のイメージが先行していますが、日本にも度々来日し、有名ピアニストと共演を重ね、その都度じっくりと音楽を創り上げていく姿勢が共感を呼んでいました。そんなフォルスターとウェストファーレン・ノイエ・フィルハーモニーの新しいアルバムは、マーラー(1860-1911)の交響曲第5番。この一筋縄ではいかない作品を、彼は決して音楽の渦に呑まれることなく、じっくりと正攻法でものにしています。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM160 |