ヘルシンボリ交響楽団
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スウェーデンを代表する作曲家、エリク=ラーション(1908-1986)の作品集第2集です。今回もアンドリュー・マンゼが指揮するヘルシンボリ交響楽団は、迫真の演奏でこの知られざる作曲家の本質に迫っていきます。第1番の交響曲は、ロマン派の雰囲気が漂う美しく牧歌的なものでしたが、この交響曲第2番は調性感はあるものの、タイトルからは明確な調性記号が外されるなど、彼が新しい様式を模索した様子が感じられます。とは言え、まだ12音などの前衛的な作風が使われているわけでもなく、極めて聴きやすく、またある種の民謡風な雰囲気も漂わせているのが微笑ましいところです。それに比べ、1962年に書かれた「管弦楽のための変奏曲」はまさに新古典主義の作風によるもので、なかなか厳しい音に彩られています。1973年作曲の組曲「ラロココ」はバロック風の様式によるちょっとユーモラスな作品で、若い頃の作品である「田園組曲」にも通じる趣きを有しています。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777672-2 |
アンドリュー・マンゼが指揮するヘルシンボリ交響楽団による「ラーシュ=エーリク・ラーション:管弦楽作品集」の完結編。このアルバムでは「交響曲第3番」を中心とした4曲が収録されています。第二次世界大戦が終わった1945年に作曲された交響曲第3番は、第2番で一旦外された調性記号が復活するなど、わかりやすい表現が保たれていますが(ラーションは初演後すぐに作品を撤回し、終楽章のみに改訂を施し演奏会用序曲第3番としています)戦争の不安が反映されているのか、第1楽章から荒々しい楽想に満たされています。他に、半音階的なハーモニーが独自の美しさを放つ「弦楽オーケストラのためのアダージョ」や「3つの管弦楽のための小品」、ユニークな「音楽の順列」を収録。弦楽器を美しく鳴らすことで定評のあるマンゼの持ち味が最大限に生かされた見事な演奏を楽しめます。(2018/09/05 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777673-2 |
既発盤8.224082のSACD仕様。リーサゲル(リサエル)は、18977年にエストニアの一都市で生まれましたが、3歳の時に家族とともにデンマークへ戻ってきました。最初、音楽議論や作曲、そして政治学をコペンハーゲンで学び、1920年代からはフランスへ渡り、ルーセルに師事、「六人組」と接触し、ストラヴィンスキーの音楽から激しい影響を受けました。その後ライプツィヒでも学び、様々な音楽的変遷を経て、最終的にはデンマーク音楽に新古典主義のスタイルを持ちこんだのです。ここに収録された音楽はどれも、バロックの時代に準拠した形式のとてもわかりやすいもので、その色彩感の豊かさと、賑やかさが特徴です。彼の代表作である「愚者の楽園」はストラヴィンスキー風、「郵便馬車の12人」はチャイコフスキー風、「コンチェルティーノ」はバロック風、そして「北京の結婚式」の副題を持つ「ダドゥーセ」は中国風。そんな楽しい音楽が詰まっています。 ( 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220584 |
( 発売)
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1 ( 発売)
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カタログ番号 | :2010.05.26 |