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ニュージーランド交響楽団

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    オネゲル:交響曲第3番「典礼風」/ラグビー/パシフィック231/夏の牧歌(ニュージーランド響/湯浅卓雄)

    オネゲルの管弦楽曲の特徴として、「美しい」不協和音の大胆な使用と、優れたオーケストレーションをあげることができるでしょう。ここで紹介する対照的ともいえる2曲も、そのよい例となっています。作曲者の第2次大戦の体験が反映されているといわれる交響曲第3番「典礼風」は、極めて真摯な、烈しさを伴った祈りの音楽で、大変にヘヴィーな内容を持っています。特にリリカルな旋律が無限に続くかのような第2楽章は、白眉といってよいでしょう。一方、お気楽に楽しめるのは「パシフィック231」。鉄道の走る様をオーケストラで「音写」したわかりやすい作品ですが、その巧みな筆致には舌を巻いてしまいます。★バーミンガム・ポスト(BIRMINGHAM POST)における「2004 BEST 5 CLASSIC CDs」に選ばれました!(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555974

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    ガーシュウィン:パリのアメリカ人/ポーギーとベス(ニュージーランド響/ジャッド)

    クラシックとかジャズといったジャンルの壁を超越して、20世紀の音楽界に聳える巨人ガーシュウィンのオーケストラ名曲集です。粋な雰囲気と華やかなオーケストレーションが光る「パリのアメリカ人」と、ノリのよいキューバのリズムとラテン系打楽器の饗宴が楽しい「キューバ序曲」の2曲のオリジナル曲はもちろん、無尽蔵のごとく湧き出てくる、歌曲や歌劇「ポーギーとベス」の名旋律を贅沢につなぎ合わせた、ベネットによる2つの編曲ものも素晴らしい出来映えです。どこかで耳にしたメロディーが次から次へと登場するのには、ガーシュウィンの天才を見せつけられる思いがします。(2002/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559107

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    カスカ/ゴーランド/コスマ/グラハム/スパーク:ユーフォニアムのための作品集(フレイ/ニュージーランド響/ハンゲン)

    音色がホルンやトロンボーンに似ているせいか、オーケストラの中ではあまり使われることのないこの楽器ですが、丸みのある中音域には何とも言えない味わいがあるのです。このアルバムでは名手アダム・フレイが自らの編曲も交えて吹きまくります。「ディーヴァ」のサウンドトラックで知られるウラジミール・コスマの協奏曲など珍しい曲もてんこ盛り!ファン必聴の1枚です。(2008/02/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570538

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    カルウォヴィチ:交響詩集 2 - 寄せては返す波/悲しい物語(永遠への前奏曲)/永遠の歌(ニュージーランド響/ヴィト)

    第1集(8.570452)が大好評。カルウォヴィチの交響詩集の第2集の登場です。雪崩に巻き込まれるという悲劇的な最期ばかりがクローズアップされる「悲劇の人」ですが、ここで聴く音楽はそのような先入観はまったく必要ありません。このアルバムには彼が愛してやまなかったタトラ山の登山中にインスピレーションを得たと言われる「永遠の歌」他2曲を収録。ワーグナーを思わせる重厚な響きと清涼感溢れるメロディが耳に残ります。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570295

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    グッドウィン:633爆撃隊 - テーマ/組曲「ドレイク400」/アラビアの祝い/ニュージーランド組曲(ニュージーランド響/グッドウィン)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Marco Polo
    カタログ番号:8.223518

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    グッドウィン:組曲「ドレイク400」/633爆撃隊 - テーマ/アラビアの祝い/ニュージーランド組曲(ニュージーランド響/グッドウィン)

    ロン・グッドウィン(本名:ロナルド・アルフレッド・グッドウィン)はイギリスの作曲家。華麗な映画音楽で知られ、ゴールデングローブ賞やアイヴァー・ノヴェロ賞など数多くの受賞経験を持っています。とりわけ、彼が得意としたのは戦争映画のための音楽で、アルバムに収録された『633爆撃隊』はグッドウィンにとって初となる戦争映画音楽への挑戦であり、ノルウェーにあるドイツの軍需工場が空襲されるというストーリーに沿った雄大な音楽は絶大な人気を誇りました。もちろん彼は戦争映画の音楽だけを書いたわけではなく、世界一周の旅を終えて帰還したフランシス・ドレイク卿を讃えた『ドレイク400』や、彼が1970年代から定期的に訪れていたニュージーランドにまつわる『ニュージーランド組曲』などでも、オーケストレーションの妙を活かした素晴らしい作品を書き上げています。このアルバムはグッドウィン自身がニュージーランド交響楽団を指揮した演奏を収録したもの。まさにベスト・アルバムと言える1枚です。(2022/09/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555193

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    クラウス:ヴァイオリン協奏曲/オリンピア序曲/他 (西崎崇子/ニュージーランド響/グロット)

    人気沸騰、ヨーゼフ・マルティン・クラウスの作品集。今回は世界初録音となるヴァイオリン協奏曲をメインとし、付随音楽やバレエ音楽を併録した興味深い1枚です。独奏はNAXOSが誇る名手、西崎崇子氏。きめ細かく伸びの良い音色で余裕の歌心をたっぷり見せつけます。他には曲の配置が良く練られた「オリンピエ」、全曲をぜひ聞いてみたい才気あふれる「アジーレ」。このアルバムでクラウスの人気が更に高まることは間違いありません。(2008/02/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570334

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    クレスウェル:ヴォイス・インサイド/カサンドラの歌/カエア(ピラード/ニュージーランド響/ジャッド)

    ニュージーランド、エディンバラ生まれのクレスウェルは管弦楽曲から教会音楽まで、幅広い作品を書くことで広く注目されています。この「声の内部で」はソプラノとヴァイオリンそして管弦楽との刻一刻を移り変わる関係を音で描いた作品。注意深く聴くことで、その繊細な世界が見て取れる曲です。「私の声、あなたの声」のリフレインが強く心に残ります。カサンドラの歌は、スコットランドの詩人ロン・バトリンの詩を用いた歌曲集です。「カエア」はマオリ族の木製トランペットの名前。戦いの時に敵を恐れさせ、かつ戦士たちの士気を上げるために用いられる楽器です。曲名の通り心が浮き立つ音楽です。(2010/02/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570824

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    クレスウェル:ピアノ協奏曲/管弦楽と弦楽四重奏のための協奏曲/魂のランドスケープ(プレッジ/ニュージーランド響/マッキーチ)

    ニュージーランドの作曲家ライル・クレスウェル(1944-)。以前リリースされた作品集(8.570824)では、声楽作品と「管楽器のための協奏曲」を聴くことができましたが、今回のアルバムには極めて興味深い「ピアノ協奏曲」を中心に、3つの作品が収録されています。7つの楽章からなる「ピアノ協奏曲」は彼の親友で2009年に亡くなった作曲家、エドワード・ハーパーの思い出のために書かれた作品。3楽章から6楽章までは、ハーパーの命が尽きる前に書かれていましたが、彼の死によって「葬送行進曲」とアダージョ、そして最終楽章が付け加えられ、完成形となりました。全体的に重苦しく激しい雰囲気に支配された音楽です。「魂の風景」はイタリアの画家マウリツィオ・ボッタレッリの絵画にインスパイアされた音楽。最後の協奏曲も、何人かの亡くなった友人たちのために書かれているといい、こちらも瞑想的で悲痛な表情を見せる音楽です。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573199

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    芸術と音楽:マネ - その時代の音楽

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.558117