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ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

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    ボーレンシュタイン:ピアノ協奏曲/シリム/光と闇(イルズン/イ・ムジカンティ/ロイヤル・フィル/ボーレンシュタイン)

    作曲家・指揮者、ニムロット・ボーレンシュタインのSOMM Recordingsレーベルへの初録音。テルアヴィヴで生まれ、パリで初期の音楽教育を受けた後、1984年にシフ財団の奨学生となりロンドンに移住。王立音楽大学で作曲とヴァイオリンを学び、作曲家、指揮者として活躍。彼の作品は数多くのオーケストラによって演奏されています。このアルバムにはピアノをフィーチャーした3つの作品を収録。ピアノ協奏曲はブラジル出身のピアニスト、クレリア・イルズンのために書かれたラフマニノフを思わせる技巧的な作品。ボーレンシュタイン自身がタクトを執り熱演を披露します。2018年に初演された「光と闇」はシュテファン・ツヴァイクの著書「昨日の世界」の最後の一節から採られたタイトルを持つピアノ五重奏曲。単一楽章で構成されたタイトル通りのメリハリある内容を持つ作品です。「シリム」は子供のためのピアノ組曲。タイトルはヘブライ語の「詩」や「歌」の意味で、さまざまな雰囲気を持つ18の小品で構成されています。(2023/03/17 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD281

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    ボレロとスペインの名曲集(リーパー/ジーン/クラーク)

    このアルバムに収められたスペイン風の曲の作曲者の内、スペイン人はファリャだけです。ラヴェルは母がスペイン人のバスク系の人。シャブリエはフランス人ですが、最初の先生がスペイン人。狂詩曲「スペイン」は長じてからのスペイン旅行の印象をまとめたものです。マスネーもフランス人。リムスキー=コルサコフに至っては最も遠いロシア人。こういう情報を踏まえてから、それぞれの「スペイン風音楽」を聴くとリアリティーの深浅、立ち上る香気の色までも“それなりに”見えてきます。あなたはどの濃度がお好きですか?(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554044

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    マイヤール:ヒロシマを生きぬいて/合奏協奏曲/室内協奏曲(ジュフロワ/ロイヤル・フィル)

    フランスの作曲家、マイヤーの作品集です。彼は1955年にローマ賞を受賞、フランスの先進的な作曲家として輝かしいキャリアを歩み始めたのですが、1960年、29歳の時に突如作曲活動を止めてしまいます。しかし、21世紀になって活動を再開した頃に、偶然出会った被爆二世の女性を通して母親である「ハマ・キョウコ(濱恭子)」の壮絶な被爆体験を知ることになります。彼女は大阪の戦禍を避け、広島に避難していた時に原爆被害を受けてしまいます。その体験に深く心を揺り動かされた彼は、カンタータ「ヒロシマを生きぬいて」を作曲しました。そして、指揮者のデルヴィス=ブルニアス氏、など多くの人の力を得て、この録音が実現したのです。曲の最初では悲惨な情景が目の前に浮かぶでしょう。しかし、副題が示す通り、これは「希望、命への讃歌」であり、戦争の悲惨さを通して平和への強い願いがこめられているのです。作品が生まれるきっかけとなったエピソードもお届けいたします。(2011/08/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572623

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    マックスウェル・デイヴィス:交響曲第6番/タイム・アンド・ザ・レイヴン/アン・オークニー・ウェディング・ウィズ・サンライズ(ロイヤル・フィル/マックスウェル・デイヴィス)

    1996年前半に作曲された「交響曲第6番」は演奏時間に50分近くを要する大作です。国連発足50周年の記念として委嘱された作品で、3つの楽章からなる神秘的な音楽です。第1楽章はゆったりとした序奏で始まりますが、そのうち何やら騒がしくなり諧謔的なメロディが交錯し、静と動が捻じれながら進行していきます。第2楽章も基本的にアダージョですが、動的なイメージの強い音楽です。そして第3楽章ではデイヴィスの特徴とも言える「反発する世界観」が炸裂。曲全体として遅いテンポを取りながらも、時に爆発する音が聴き手にカタルシスをもたらすのです。スコットランドの画家ジョン・ベラミーの絵画からインスピレーションを得た「時と大鴉」、バグパイプの素朴な音色と鄙びたメロディが妙なこそばゆさを醸し出す「オークニーの~」…ボストン・ポップス・オーケストラのために書かれた…の全3曲。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572352

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    マックスウェル・デイヴィス:トランペット協奏曲/ピッコロ協奏曲/5つのクレーの絵(ウォーレス/マッキルワム/マックスウェル・デイヴィス)

    その作品は難解な内容を持ち、音も限りなく神秘的。そんなマックスウェル・ディヴィス(1934-)ですが、時として極めて親しみ深い作品を書いていたりもします。このアルバムに収録された「5つのクレーの絵」は画家パウル・クレーの絵からインスピレーションを受け、グラマースクールの子どもたちのために書かれた作品で、1959年に作曲、上演されてから一度はスコアが紛失するも、1976年に復元、好んで演奏されています。各々の曲は短いのですが、鳥の声や独奏楽器の活躍など、聴きどころの多い作品です。2つの協奏曲は彼らしい作風で、感覚的に訴えかけてくる曲と言えましょうか。トラック7は彼の個人的独白であり、これまた不思議な魅力に満ちています。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572363

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    マックスウェル・デイヴィス:ピアノ協奏曲/ワールデス・ブリス(ストット/ロイヤル・フィル/マックスウェル・デイヴィス)

    キャサリン・ストットは現在イギリスで最も尊敬されているピアニストの一人であり、ソロだけでなく、室内楽奏者としても活躍、また音楽大学で教鞭を執るなど活発な活動をしています。このマックスウェル・デイヴィス(1934-)のピアノ協奏曲は1997年に彼女のために書かれたものです。多くの作曲家と違い、なかなかピアノとヴァイオリンのための協奏曲を書かなかったデイヴィスですが、それはどうも納得できるソリストに出会わなかったためのようで、1985年にはアイザック・スターンのためにヴァイオリン協奏曲を、そして1997年には前述のキャサリン・ストットのためにピアノ協奏曲を作曲したのでした。デイヴィスらしい変幻自在な楽想を持った作品であり、もちろん初演時のソリストはストットが務め、聴衆と批評家からは大きな賛辞を得たのです。一方「世俗的な至福」は中世、ルネサンス音楽の雰囲気を感じさせる静かなレントで始まる音楽。交響曲作家として名を挙げる前に書かれた、宗教的な感覚を現代的センスで包み込んだ神秘的な作品です。どちらも作曲家自身の指揮による納得の演奏です。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572357

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    マルタン/プーランク/ショスタコーヴィチ/レヴァノン:ピアノと管弦楽のための作品集(マルチピアノ/ロイヤル・フィル/ヤブロンスキー)

    第一次世界大戦後、盛り上がりを見せていた新古典主義音楽の流れの中で、それまで顧みられることの少なかった"コンチェルト・グロッソ=合奏協奏曲"のジャンルが活性化しました。なかでもよく知られているのがプーランクの「2台のピアノのための協奏曲」であり、モーツァルトを思わせるエスプリに満ちた旋律に、ストラヴィンスキーのような力強く激しいリズムを併せ持つこの作品は、当時の聴き手の心を惹きつけました。このアルバムにはそのような複数のピアノのための協奏曲を収録。フランク・マルタンの「小協奏交響曲」は第二次世界大戦の暗い緊張感が反映された作品で、もともとはピアノ、チェンバロ、ハープと管弦楽のために書かれましたが、今作では独奏部が3台のピアノのために編曲されており、華麗な響きを纏っています。ショスタコーヴィチの「2台のピアノのためのコンチェルティーノ」はもともと伴奏の付かない2台ピアノのための作品。ここでは弦楽オーケストラの伴奏で演奏されています。アーリエ・レヴァノンの「四つの言葉を持つ国」はイスラエルの平和を願い、4言語による民謡の旋律が引用されたポップスを思わせる耳なじみの良い作品です。「マルチピアノ」はテルアヴィヴとイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の共同機関であるブッフマン=メタ音楽院によって2011年に開始されたプロジェクトの中枢を担うアンサンブル。アレンジャーでもトメル・レフの主導のもと、さまざまな複数ピアノのための作品を演奏し、好評を博しています。(2022/11/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573802

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    ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」/交響詩「禿山の一夜」/歌劇「ホヴァーンシチナ」/歌劇「ソロチンスクの定期市」(抜粋)(ロイヤル・フィル/ノヴァーク)

    ロイヤル・フィルハーモニーとノヴァークによるムソルグスキー(1839-1881)の「展覧会の絵」は、通常良く耳にするラヴェル版ではなく、よりロシア風の響きがすることで知られる、セルゲイ・ゴルチャコフの編曲によるものです。1954年に編曲されたこの版は、モスクワ音楽院の作曲家教授を務めていたゴルチャコフによるもので、彼は当時一般的に流布していたリムスキー=コルサコフが改訂した「展覧会の絵」のピアノ譜ではなく、1931年に校訂出版された「原典版」をできるだけ忠実に編曲したというもので、原典版の荒々しさを強調するために打楽器が多く使われるなど、ラヴェル版とは異なった、ロシア風の趣を持つことで知られる版なのです。最近はこの版による演奏もいくつか出ていますが、ロイヤル・フィルハーモニーの華麗な音色で聴くのは、また格別の味わいがあるものです。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Royal Philharmonic Orchestra
    カタログ番号:RPOSP039

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    メデク:チェロ協奏曲第1番/ベルント・アロイス・ツィンマーマンのための石碑/影絵(シーフェン/ロイヤル・フィル/イノン)

    (2010/05/19 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777520-2

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    メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op. 64/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 Op. 61 (ダヴィドヴィチ/ロイヤル・フィル/ノヴァーク)

    ルーマニア系アメリカ人ヴァイオリニスト、ロバート・ダヴィドヴィチによるヴァイオリン協奏曲集です。彼はオイストラフに学んだ後、ニューヨークのジュリアード音楽院に入学。1972年にヘッセンで開催されたナウムブルク国際コンクールで1位を獲得し、1983年にはアメリカ音楽国際コンクールでも最優秀賞を獲得しています。これまで国内でも、ヴァイオリン編曲による「ショパンの夜想曲」や小品集などがリリースされており、その卓越した音楽性と美しい音色で多くのファンを獲得しているダヴィドヴィチですが、ロイヤル・フィルとの録音は、グレツキ、シマノフスキ、ルトワフスキの協奏曲集(RPOSP045)に続く2枚目となります。抒情的なメンデルスゾーン、快活なベートーヴェン、それぞれの作品にふさわしい演奏です。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Royal Philharmonic Orchestra
    カタログ番号:RPOSP049