ロシア国立交響楽団
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誰もが知っている「白鳥の湖」ですが、じっくり楽しもうとすると、2時間半の長丁場となります。しかし、このハイライトでも聴きたい場面はばっちり網羅できるのです。お馴染み「情景」(トラック16)、「小さな白鳥の踊り」(トラック13)、「マズルカ」(トラック20)を始め、一度は聞いたことがある名曲が順を追って並べられています。そしてドラマティック過ぎる「終曲」は、悲しい物語の結末を思い起こさせるに充分な音楽であることに今更ながら気付くのではないでしょうか。チャイコフスキーの死後、物語は様々に改定されてきましたが、やはりこの物語の恋人たちは来世で結ばれる形が美しいのかも知れません。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572932 |
カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」は、20世紀ロシアが生んだ合唱曲で最も人気がある作品の一つです。ハリウッドで映画制作の知識を得た作曲者がソ連に戻り、エイゼンシュテイン監督の映画に付けた音楽を演奏会用に改編したこの名曲は、戦争の描写に見事な成果をあげたのです。ナクソスは珍曲にもこだわります。ロシアの先輩作曲家たちが既にオペラ化したプーシキンのネタをプロコフィエフが扱うとこうなるというのがわかる、日本でも人気の指揮者ロジェストヴェンスキーがまとめた「プーシキニアーナ」や、 シェイクスピアの「ハムレット」、映画「イワン雷帝」の音楽と、全編プロコ節が満開です。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555710 |
歌手、ことにソプラノを誉める際に用いられる慣用句の一つに「マリア・カラスの再来」という言葉があります。実際、これを言われた人がこれまで何人いたでしょう・・・。このアルバムで歌うアリエワも、その言葉を使いたい人です。冒頭のラフマニノフの「ヴォカリーズ」を聴いてみてください。まさに背筋がぞくぞくする素晴らしさです。声の美しさはもちろんのこと、表現力と存在感はとても筆舌に尽くせません。彼女は2010年に開催された第47回フランシスコ・ビーニャス国際歌唱コンクールで2位を獲得したロシア生まれのソプラノ。名歌手モンセラ・カバリエが「彼女の才能は天国の贈り物」と称するほどの魅力的な歌を聞かせます。(2013/03/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572893 |
ワーグナー歌いとして世界中のオペラハウスで活躍するソプラノ歌手、レイが圧倒的な声で演じるイゾルデとブリュンヒルデをお楽しみいただくアルバム。トリスタン・マニアに嬉しいのが、「おお、永遠の夜」の演奏会用エンディングで、録音されるのが極めて珍しいものです。通常の全曲上演では、トリスタンとイゾルデの"愛の二重唱"が頂点に達したところで、そのまま第2幕第3場になだれこみますが、ここに収録のバージョンでは、全曲の終結部"イゾルデの愛の死"のエンディングとシンクロしますから、聴き終えた後の余韻がたまりません。「神々の黄昏」は第3幕第3場の途中から全曲の最後までをお聴きいただけます。(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555789 |
コヴェント・ガーデンやメトロポリタンなど、世界中のオペラハウスで絶賛を浴び続ける貴重なヘルデン・テノール、マーレイがワーグナーの2つの名作で力いっぱい咆えます。エルザ役で参加するレイもまた、ドラマティック・ソプラノとして注目を浴びる存在。キャラクター・テノールとして存在感を示すクラインも加わり、全体をミュージカル指揮者としても有名なマクグリンが締めという、ユニークなワーグナー・アルバムとなりました。2つのオペラ入門盤としても好適で、「ローエングリン」では、あの「結婚行進曲」も聴けます。(2003/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555788 |