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レイ・ノーブル管弦楽団

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    グレイシー・フィールズ - 第1集『シング・アズ・ウィ・ゴー』1930-1940

    British greatest cheer-up comedienne と呼ばれたグレイシー・フィールズの傑作集です。しかし、昔の人は「芸の基本」というのが本当にできてるね。戦前の日本のショウビズでは、まず男ではエノケンありき、だが、女性のヴォードビリアンというのは発達しなかったんですね。だから柳橋の芸者連れてきて歌わせたりしてた。グレイシー・フィールズは、芸風は違えど、言うなれば「かしまし娘」の歌江ねえさん、みたいな軽やかな貫禄です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120503

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    グレイシー・フィールズ 第2集「ルッキング・オン・ザ・ブライト・サイド」オリジナル・レコーディングス 1931-1942

    イギリスが生んだ偉大なコメディエンヌ・グレイシー・フィールズの第2弾が登場。声色を使い、笑ったり、怒ったり、しょげたり、とにかく表現力豊かな芸の細かさが圧巻です。その一方で、スタンダード・ナンバーの〈夢見る頃を過ぎても〉ではのびやかな高音を華麗に駆使するなど、達者な歌いっぷりも印象的。「あまりにも濃厚で付いていけない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、これだけの個性の持ち主というのは、そうザラにはいないでしょう。アルバムのラストに収められた12分に及ぶ〈アワ・グレイシー・ウィズ・ザ・ボーイズ・イン・フランス〉の臨場感に満ちた“濃い”世界は、在りし日の彼女の魅力を活き活きと伝えてくれます。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120524

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    ノエル・カワード: 「マッド・アバウト・ザ・ボーイ」 コンプリート・レコーディング第3集(1932-1943)

    イギリスの才人・ノエル・カワードの第3集は、HMVレーベルが発売しなかった《マッド・アバウト・ザ・ボーイ》のレアな録音からスタート。こうしたマニアックな配慮も、コンプリート・レコーディング集ならではの楽しみですね。ソングライターとして抜群の才能を誇ったカワードがヴォーカリストとしてのひらめきを発揮した《ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ》は、洗練の極みともいえる歌い口がなんとも素敵!このコール・ポーターの名曲はヘレン・メリルの名唱があまりにも有名なため、女性が切々と歌うものであると思い込んでいる方、いらっしゃいませんか? 本来は、男性から女性に向けて歌いかけるのが正解なのです。(2002/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120623

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    コール・ポーター第2集:「バット・イン・ザ・モーニング・ノー」オリジナル・レコーディングス1930-1943

    ロシア系の移民やユダヤ系が多かったソングライターの世界で、ひときわ異色を放ったのがコール・ポーターです。なにしろ富豪の御曹司で、しかもハーバードとイェールの出身!パリに遊学し、大金持ちの未亡人と結ばれ、詞も書けば、曲も作り、それらが大ヒットして大判小判がザックザック状態なんですから、笑いが止まりません。作風は、ひと捻りした都会的な感性とユニークで華麗なコード進行が特徴的。甘いだけではなく、エキゾチックな味わいが含まれているあたりにもご注目ください。どこかで耳にしたことがあるメロディが次々に登場します。リー・ワイリー、エセル・マーマン、ジュディ・ガーランドなど、名花たちの競演も嬉しいですね。(2002/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120627

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    ビリー・メイヤール 第1集 オリジナル・レコーディングス1925-1936

    大英帝国が誇るライト・ミュージック界の花形ピアニストと言えば、ビリー・メイヤールで決まりでしょう。1902年5月31日にロンドンで生まれた彼は、22年にハヴァナ・バンドに加わり、23年に同楽団がラジオに出演したのを機に注目を集め、25年には自作曲でソロ・デビュー。シンコペーションを活かしたジャジーな味わいを湛えつつ、その華麗なピアノ・テクニックを惜しげもなくまき散らすスタイルで一世を風靡しました。25万部も楽譜が売れた《マリーゴールド》は、日本のFM放送などでBGMに使われることもあるメイヤールの代表作。泥臭いところがなく、常に英国流のノーブルな味わいを感じさせてくる自作自演のすばらしさが堪能できる一枚です。(2003/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120653

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    ドリス・デイ:「イッツ・マジック」ジ・アーリー・イヤーズ オリジナル・レコーディングス1947-1950

    《ケ・セラ・セラ》や《先生のお気に入り》といった大ヒット・ナンバーや、アンドレ・プレヴィンと組んだ小粋なデュオ・アルバムなどを通じて高名なドリス・デイの若き日の快唱を集めたアルバムの登場です。ちょっぴりハスキーだけど、とってもフレッシュで愛らしい彼女の魅力が満喫できることでしょう。当盤吹き込み時のドリスは、20代半ばという若さだったわけですが、すでにバツ2だったことを考えると、この初々しさが匂い立つような歌唱スタイルは、まさに天性のものだといえそうです。《イッツ・マジック》やハリー・ジェイムスのトランペットが冴えわたる《君を想いて》等で耳にできる、甘みを含んだ訴えかけるような味わいも実に見事です。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120669

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    ハリー・ローダー:「ローミン・イン・ザ・グローミン」オリジナル・レコーディングス1926-1930

    このジャケット写真を見て、「ひょっとして指圧の達人?」と思った人はいませんか? 実は、この方、スコットランド出身で、1919年にはナイトに叙せられたサー・ハリー・ローダーという御仁なのです。20世紀初頭のロンドンのミュージック・ホールで大人気を博し、膨大なSP録音を残したことでも知られています。その陽気な快男児が歌う数々のナンバーは、いずれものんきで前向きなものばかり!第2次大戦中の厳しい情勢の中で、チャーチル首相がローダーの《ジ・エンド・オブ・ザ・ロード》を繰り返し聴いたことでも有名です。もちろん、愉快なトークや笑い声入りの録音も収録。まさに、「笑う門には福来る」を地でいくアルバムになっています!(2004/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120751

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    「チルドレンズ・フェイヴァリッツ」第2集~オリジナル・レコーディングス1933-1952

    人気キャラクターの歌があり、芸達者たちの名人芸が笑いを誘うトラックがあり、といった具合に、子どもだけではなく、元・子どもの大人の方が、むしろ楽しむことができるアルバムかもしれません。リストの《ハンガリー狂詩曲第2番》を用いて、ダフィ・ダックが大暴れする《ダフィ・ダックのラプソディ》や、ダニー・ケイが早口でまくし立てながら傍若無人に振る舞う《ザ・リトル・フィドル》をはじめ、日本でも大人気だったポパイも、もちろん登場!ぬくもりに満ちた《大きな古時計(おじいさんの古時計)》やローズマリー・クルーニーが歌う《スージー・スノーフレイク》など、ほのぼの系のナンバーも収録しており、なんとも盛り沢山なアルバムになっています。(2004/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Nostalgia
    カタログ番号:8.120777