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エーラー, ダヴィド

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    テレマン:降臨節のカンタータ集(オットー/サイデル/エルラー/GSOコンソート)

    ドイツの都市マグデブルクは、古くから宗教的にも、近隣の諸国との戦いの場としても重要な役割を担っていました。そしてテレマン(1681-1767)の出生の地としても知られ、1961年から毎週日曜日に開催される室内楽コンサートでは、宗教暦にあわせたコンサートを開催し、テレマンを中心に、多くの作曲家たちの作品が演奏されています。第531回目のコンサートからは、ソプラノ歌手のグドルン・ジドニー・オットーが芸術監督を務め、作品の研究と、その研究成果であるスコアを出版しながら、様々な作品を紹介しています。このアルバムは、テレマンが1736年から1727年にかけて作曲した待降節(アドベント)とクリスマスのためのカンタータを収録、当時のドイツにおけるクリスマス音楽を知る貴重な作品集となっています。(2016/12/16 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777955-2

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    テレマン:宗教的アリア集(オットー/エルラー/ニューリーン/グリヒトリーク)

    マグデブルクの「日曜音楽会」のために書かれたテレマンの夥しい作品群も、ようやく最近になって研究が進み、各々の曲がどのような機会に演奏されたのかがわかるようになってきました。CPOレーベルでは、まずクリスマスと待降節のカンタータを、次に第2弾としてこの宗教的アリア集を録音。このアリア集は1726年から1727年にハンブルクの教会で演奏されたとされる作品で、テレマンの多彩な作曲技法が余すことなく駆使されています。真摯な祈りと喜びが、精緻な通奏低音に支えられた力強い歌へと昇華された美しい歌曲です。(2017/08/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555091-2

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    テレマン:セレナータ「愛しい人の傍にいる時は静かな幸せ」/オラトリオ「主によりて喜べ」(テレマニッシェス・コレギウム・ミヒャエルシュタイン/レミー)

    1618 年、神聖ローマ皇帝から三度目の自由都市の特権を与えられていたハンブルクは帝国陸軍からの保護を受けることができず、自ら防衛体制を組織しなくてはいけませんでした。市民による自警団は57 人の隊長により保持され、人々は彼らに対して祝祭の宴会を設ける形でその感謝の意を表したといいます。この時のために書かれたオラトリオは、テレマンの全作品の中でも重要な位置を占めているものです。(2008/10/08 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777176-2

  • パッヘルベル:マニフィカト集 2 (ヒムリッシェ・カントライ/コボウ)

    「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。cpoレーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。パッヘルベルは、ニュルンベルクで過ごした晩年に教会音楽家として多くの宗教音楽を作曲しました。彼は特に「マニフィカト」(聖母マリアを賛美する歌)を多数手がけ、優れた創造力と劇的な表現力を発揮しました。このアルバムに収録された2曲のマニフィカトは、2つのオーボエとファゴット、6つのパートの弦楽アンサンブル(オルガンと通奏低音を含む)と、それぞれ2人のソプラノ、アルト、テノール、バスの声楽アンサンブルで演奏されます。彼の声楽作品の多くは、息子カールが売却したとされ、現在はイギリスのテンベリーにあるセント・マイケルズ・カレッジの図書館に保存されており、その大部分が唯一の現存する写本として重要です。これらの作品には、ラテン語の宗教音楽や夕べの礼拝用の曲が含まれ、ニュルンベルクの主要教会で演奏されていたことが示されています。演奏は第1集と同じく、自身もテノール歌手であるヤン・コボウの指揮によるヒムリッシェ・カントライです。(2024/11/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555515-2

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    ファッシュ:ミサ曲 ト長調/私は心を尽くして主に感謝す(ヴィンター/エーラー/フィーヴェク/ライニッシェ・カントライ/マックス)

    ドイツ後期バロック期に活躍した作曲家ファッシュ。ヴァイオリニストとして才能を開花させ、ドイツ全土で演奏旅行を行い、1714年にバイロイトの宮廷楽団に採用され、1722年にはプロイセン、ツェルプストの宮廷楽長に就任。その地で生涯を過ごしました。彼はツェルプストの音楽監督として、当時の宗教的傾向を研究し、それに見合った作品を書くことを自らに課し、全ての教会暦の日のためのカンタータを書いたとされていますが、その作品は存命中には出版されることがなく、管弦楽作品以外のほとんどは散逸してしまいました。このミサ曲ト長調は数少ない譜面が残存している宗教曲で、使われているテキストに細心の注意を払い、短い序曲のあと、最初にソプラノのソロが登場するなど言葉の意味を強調するために様々な手法が用いられています。ソロ楽器のオブリガートやアリアなどがふんだんに使われた華麗な作品を、名手ヘルマン・マックスが迫真の演奏で聴かせます。
    (2018/10/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555176-2

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    ヘンデル:ヨハネ受難曲(カペラ・ドゥカーレ/ムジカ・フィアタ/ウィルソン)

    この演奏で指揮を務めるローランド・ウィルソンはトランペットとコルネット奏者として高く評価されるとともに、音楽学者としても活躍。バロック期の知られざる作品を発見、演奏することに力を注いでいます。このアルバムに収録されたヘンデルの2つの作品のうち1704年に初演された「ヨハネ受難曲」は、作曲家は匿名で発表された曲。1723年に同じ詩を用いて作品を発表したマッテゾンによる詳細なレビューでも「この作品からは成熟したヘンデルを想起させる」とあり、ヘンデルの作品であることは間違いないでしょう。もう1曲のコラール・カンタータは、早期の作品と考えられていますが、こちらもヘンデルらしい輝かしく荘厳な旋律に溢れています。(2018/04/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555173-2

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    リストーリ:ミサ曲/リタニー/ミゼレーレ(タウベルト/エーラー/ポスト/ウーレ/ザクセン・ヴォーカル・アンサンブル/バツドルファー・ホーフカペレ/ユング)

    イタリアで王に仕える役者を父として生まれたリストーリ。父の赴任先となったザクセンに移住し、作曲家、オルガニストとして才能を伸ばしました。1746年にはドレスデンの教会音楽家となり、ロシアでも活躍しましたが、残念なことにその名声はあまり広まることがありませんでした。その上、ザクセンの宮廷に保存されていた彼の手稿のほとんどは第二次世界大戦中に散逸してしまったのも、彼の作品が忘れられてしまった一因です。しかし、幸いなことにかなりの数の写譜が残されており、現在でも彼の作品が演奏される機会は少なからずあります。このアルバムでは3曲の宗教曲が収録されており、控え目ながらも美しい音楽は、18世紀ドレスデンの教会の壮麗な式典を想起させます。(2019/02/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555200-2

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    ローゼンミュラー:合唱聖歌コンチェルト集(マウフ/ブラヒェ/エーラー/フンガー/アンサンブル1684/メイヤー)

    (2017/12/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555187-2

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    ロッティ:主は言われた/子らよ、主を誉めたたえよ/われはなおも信じたり/すべての国よ、主を賛美せよ(ザクセン・ヴォーカル・アンサンブル/バツドルファー・ホーフカペレ/ユング)

    イタリアのヴェニスに生まれ、ドレスデン宮廷楽団のメンバーやサン・マルコ大聖堂の音楽監督も務めたロッティは、バロックと古典派音楽の橋渡し役として知られています。このCDには、2年ほど在籍したドレスデン時代の作品ほかを収録。ヴェネツィア楽派としての誇りも感じさせる作品集です。(2007/01/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777180-2