Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



フランツ・レハール管弦楽団

Search results:12 件 見つかりました。

  • レハール:喜歌劇《この世は美しい》

    リヒテンベルクの王女エリザベートは叔母から勧められた結婚話から逃れアルプスに来ています。彼女はそこで、やはり同じく父の決めた結婚話を拒否しアルプスに来ていた若者ゲオルクと自然と恋に落ち、天候不順の山小屋で一緒に過ごすことになりますが、お互い相手の素性を知ることはありません。地上に戻ったエリザベートは、叔母に「運命の人を見つけた」と告白しますが、実はそのゲオルクこそが彼女の結婚相手。二人は「この世は美しい」ことを実感するのでした。《メリー・ウィドウ》をはじめとした数多くのオペレッタを書き上げたフランツ・レハール。彼は後期になるに従い作風を転換し、それまでの作品と違ってほろ苦く悲しい結末を持つものが増えていきますが、この1930年の《この世は美しい》は明快なハッピーエンドで幕を閉じます。当時流行していたタンゴやフォックストロットを交えながら、全編レハールらしい美しい旋律で彩られたこの作品、とりわけ第2幕の恋人たちの場面が聴きどころです。2023年、レハール作品を心から愛する演奏者と聴衆が集うバート・イシュル・レハール音楽祭のライヴ収録。(2024/08/16 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555659-2

  • 詳細

    カールマン:喜歌劇「皇后ジョセフィーヌ」(ポートマン/シャーマッハー/バート・イシュル・レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管/ブルケルト)

    オーストリアで活躍する演劇ディレクター、ミヒャエル・ラクナー。2004年から務めていたバート・イシュルの“レハール音楽祭”の監督を2017年で辞任するにあたり、最後の演目として選んだのがカールマンの《皇后ジョセフィーヌ》でした。1936年にチューリヒで初演されたこの喜歌劇は、実在の女性ジョセフィーヌ・ボアルネが主人公。若くて美しい未亡人ジョセフィーヌが占い師から「あなたは皇后になる」という予言を受けてから、ナポレオンと出会い、紆余曲折を経て皇后になるまでの物語をカールマンは美しい音楽で描いています。もともとこの作品は、カールマンの亡命先であるニューヨークのメトロポリタン歌劇場で上演する予定でしたが、主役を歌う予定の歌手が事故死してしまい、代役が見つからず、その希望は絶たれ、作品は忘れ去られてしまいました。今回の演奏はカールマンの音楽が持つ哀愁や深みも含めた感動的な演奏が繰り広げられています。(2018/10/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555136-2

  • O. シュトラウス:喜歌劇「クレオパトラの真珠」(バート・イシュル・レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管/モッグ)

    (2004/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777022-2

  • 詳細

    スッペ:オペレッタ「ファティニッツァ」(ハウツィール/シーシャレッグ /バウアー/フランツ・レハール管/プラックスマーラー)

    まだまだ全容が解明されないスッペの作品ですが、これはイタリア風のオペレッタ。クリミア戦争の戦場で起こる、まるでモーツァルトの「フィガロの結婚」のように愉快な喜劇であり、現在では序曲のみがわずかに知られていますが、全曲もまた機知に富んだ名作です。(2007/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777202-2

  • 詳細

    ドスタル:喜歌劇「ハンガリーの結婚」(タルンツォフ/リール/ジステラー/コスタル/シュミディンガー/フランツ・レハール管/ブルケルト)

    フランツ・レハールの没地であるバート・イシュルで開催されているレハール・フェスティヴァルでは、長年に渡り珍しいオペラ、オペレッタが上演され、作品の普及に努めています。この音楽祭、2015年の演目は、1939年にシュトゥッツガルトで初演されたニコ・ドスタル(1895-1981)の「ハンガリーの結婚式」というレアな作品でした。ドスタルはオーストリア帝室軍楽隊付きの作曲家、ヘルマンの甥で、もともとはウィーン音楽アカデミーで教会音楽を専攻したという人。1946年からオーストリアに在住し、オペレッタやワルツの作曲家、そして編曲者として活躍しました。物語はカールマン・ミクサートの小説を基にし、ヘルマン・ヘルメッケが台本を制作した、女帝マリア・テレジアがハンガリー女王として君臨していた1750年頃のお話で、農家の若き娘ヤンカと、マリア・テレジアに派遣されたシュテファン伯爵、そして彼の側近アルパード、玉の輿狙いの娘エテルカの恋の騒動が描かれています。ロマンティックな騒動を最後に収めるのは女王マリア・テレジアというところも、当時人気が出た理由でしょう。美しいメロディ満載の見事な作品です。(2016/08/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777974-2

  • 詳細

    ファル:喜歌劇「陽気な農夫」(バート・イシュル・レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管/プラックスマーラー)

    ほとんど演奏される機会のない作品を精力的に取り上げるバード・イシュルのレハール音楽祭は、オペレッタ好きの聖地と言えるでしょう。レオ・ファル(1873-1925)はボヘミア出身で、オーストリアで活躍した作曲家です。オペレッタ黄金期を代表する最も有名な人として人気を博しました。この作品は彼の代表作の一つで、貧乏な農夫マテウスが息子に将来を託すも、立派になってしまった息子ステファンはその恩を忘れ、妹と妻の両親を巻きこんで父親をないがしろにしてします。しかし、ステファンの妻はそんなマテウスを大切に扱うので、他の人たちも心を入れ替え和解するという物語。よくある家庭騒動を美しいワルツに載せて聴かせる素晴らしい作品です。(2011/08/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777591-2

  • 詳細

    ミレッカー:喜歌劇「ガスパローネ」(ポルトマン/ジステラー/マルティン/エルンスト/フランツ・レハール管/ブルケルト)

    1920年代のシチリアのパレルモで繰り広げられる物語。お金持ちの未亡人カルロッタに目をつけたナゾーニ市長、自らの息子を彼女に紹介します。もちろんカルロッタには財産目当てであることなどお見通し。そこに現れた一人の異邦人。彼は「私は大盗賊ガスパローネ」として追われていると告白します。そこでカルロッタの財産は、そのガスパローネが盗んだことにしてしまおうと計画。一文無しになってしまった(ことになった)カルロッタ。当然ナゾーニ市長は結婚を取りやめますが、実はその異邦人は身分の高い伯爵であり「ガスパローネ」などという盗賊は存在しませんでした。カルロッタと伯爵は見事にゴールインするというお話です。よくある「未亡人の財産を狙う吝嗇家」ですが、よくこなれた上に、魅惑的なメロディが頻出する楽しく美しい作品です。姿すらみたことのない盗賊を巡って、人々の思いが交錯し、結局悪巧みが明るみに出るというこのストーリーには当時の聴衆も興奮したことでしょう。この演奏には軽妙さと楽しさに溢れたいかにもウィーン風の雰囲気が備わっています。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777815-2

  • 詳細

    レハール:喜歌劇「ウィーンの女たち」(フェルトホーファー/フォーゲル/ブロンデル/バート・イシュル・レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管ブルケルト)

    軽快な「ネヒレディル行進曲」が知られる喜歌劇《ウィーンの女たち》。レハールにとって初めて上演された記念碑的な作品ですが、第1作でありながらもすでに完成度は高く、上演当時から高い人気を博しました。主人公のクレールとその婚約者フィリップ。そして彼女が以前恋心を抱いていたヴィリバルドと彼にアプローチする音楽教師ネヒレディルの3人の娘たち。そしてフィリップの小間使いジャネッテ。この登場人物たちが美しい音楽に載せて織り成す物語です。この録音は、2022年、バート・イシュルで開催された“レハール音楽祭“でのライヴ収録。バート・イシュルに長く住み名誉市民の称号を得たレハールに敬意を表した全曲上演です。クレールを歌うのは近年オペレッタで次々と主役を演じるジークリンデ・フェルトホーファー。彼女が思いを寄せるヴィリバルド役をヴェテランのゲルト・フォーゲルが歌います。また音楽教師ネヒレディルを演じるのは50年以上の経歴を誇り宮廷歌手(Kammersanger)の称号を持つヨーゼフ・フォルストナーと万全の配役です。オペレッタを得意とするマリウス・ブルケルトが全体を見事にまとめています。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777858-2

  • 詳細

    レハール:喜歌劇「エヴァ」(バート・イシュル・レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管/ボツィック)

    (2006/07/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777148-2

  • 詳細

    レハール:喜歌劇「クロクロ」(フェルトホーファー/フォーゲル/イェンツ/バート・イシュル・レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管/ブルクハルト)

    物語は1920年代、若い女性たちが独立した存在を主張し、短い丈のドレスを着て闊歩するというヴィクトール・マルグリットの小説をモデルにした、レハールの喜歌劇《クロクロ》。パリの踊り子クロクロと、彼女のパトロンである市長とその妻メルジーネ、クロクロの恋人マキシムが洒落た物語を紡ぎ出し、レハールが抒情的で美しい音楽を付けています。現在ほとんど演奏されることはありませんが、1924年の初演時には、曲中のフォックストロット「Ich habe La Garconne gelesen」が大ヒットしました。今回の“レハール音楽祭”の蘇演では、クロクロを歌うフェルトホーファーを始め、芸達者な歌手たちが素晴らしい歌と演技を次々と披露。また指揮のブルケルトはレハールの音楽を見事にまとめており、オーケストラも歌手も全てが楽しみながら演奏している様子が伝わります。レハールの甘い旋律がたっぷり散りばめられた美しい作品をお楽しみください。(2020/08/07 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777708-2